MENU

エレベーターの日常点検のしかた

危険

日常点検をしてください。

日常点検をしないと異常が発見できず、事故・故障の原因となります。
1日1回は、1往復の試運転を行うとともに、次の内容を点検してください。
もし、異常があるときは、保守サービス会社にご連絡ください。

運転状態

乗り心地に異常がないこと
起動から停止までの間に、異常音・振動がないこと
かごと乗場の床面に異常な段差がないこと

運転状態

かご操作盤

ボタンなどに破損がないこと
戸開閉ボタンが正常にはたらくこと
位置灯や方向灯が正常に点灯すること
文字表示が消えていないこと

かご操作盤

天井灯・換気ファン

天井灯が切れたり、ちらついたりしていないこと
(点灯直後は、多少暗く感じることがありますが、徐々にあかるくなりますので、故障ではありません。)
換気ファンに振動や異常音がないこと

天井灯・換気ファン

インターホン

正常にはたらくこと
(2人で通話テストを行い確認する)

インターホン

ドア

スムーズに開閉すること
ドアが閉まりつつあるときに、機械式ドアセフティを押すとドアが開くこと

ドア

しきい

きずがないこと
よごれていないこと
溝に小石やごみなどが入っていないこと

しきい

のりばインジケータ・ボタン

位置灯や方向灯が正常に点灯すること
ボタンなどに破損がないこと
ボタンが正常にはたらくこと

のりばインジケータ・ボタン

注意喚起ステッカー

破れていないこと
はがれていないこと
よごれていないこと

注意喚起ステッカー

表示の説明

表示 表示の意味
危険

"取扱いを誤った場合、使用者が死亡または重傷(※1)を負うことがあり、かつその切迫の度合いが高いこと"を示します。

警告

"取扱いを誤った場合、使用者が死亡または重傷(※1)を負うことが想定されること"を示します。

注意

"取扱いを誤った場合、使用者が傷害(※2)を負うことが想定されるか、または物的損害(※3)の発生が想定されること"を示します。

※1:

重傷とは、失明やけが、やけど(高温・低温)、感電、骨折、中毒などで、後遺症が残るもの、および治療に入院や長期の通院を要するものをさします。

※2:

傷害とは、治療に入院や長期の通院を要さない、けが・やけど・感電などをさします。

※3:

物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペットなどにかかわる拡大損害をさします。

図記号の説明

表示 表示の意味
禁止

禁止(してはいけないこと)を示します。
具体的な禁止内容は、図記号の中や近くに絵や文章で指示します。

指示

指示する行為の強制(必ずすること)を示します。
具体的な強制内容は、図記号の中や近くに絵や文章で指示します。