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サステナビリティ マネジメント 基盤活動の継続的向上

環境経営方針の決定 監査・環境リスク管理

リスク・コンプライアンス体制

環境マネジメントシステム(ISO14001)審査

地球環境会議

環境アクションプランの実現に向け、半期ごとに社長、役員、国内外グループ会社社長が参加する環境の最高決議機関「東芝エレベータグループ地球環境会議」を開催し、環境経営活動施策や環境保全活動の内容を決定しています。

環境マネジメントシステム(ISO14001)審査

年に1回、社外環境活動専門機関 日本環境認証機構(JACO)による環境マネジメントシステム(EMS)に関する国際規格ISO14001の審査を受け、認証を得ています。

審査は「認証(更新)審査」→「1年次サーベイランス」→「2年次サーベイランス」の3年間1サイクルで行われます。

2022年度は東芝エレベータ国内グループ会社も含めた体制でISO14001:2015年度規格の「認証(更新)審査」を受け、認証継続が認められました。

環境マネジメントシステム(ISO14001)審査

環境監査

本社環境部門主導による監査と事業所環境部門主導の監査を毎年実施しています。

株式会社東芝による監査
  監査対象 実施回数 監査内容
環境経営監査

1会社(東芝エレベータグループ)

各1回/年

EMS・順法・パフォーマンス監査

本社環境部門による監査
  監査対象 実施回数 監査内容
東芝総合環境監査
(サイト環境監査)

5製造拠点
(府中工場、上野原事業所、姫路工場、東芝電梯(中国)有限公司、東芝電梯(瀋陽)有限公司)

各1回/年

EMS・製造施設・順法・パフォーマンス監査

東芝総合環境監査
(製品環境技術監査)

4製品群
(国内エレベーター、海外エレベーター、国内エスカレーター、海外エスカレーター)

各1回/年

EMS・順法・パフォーマンス監査

ISO14001内部監査
(EMS監査)

14拠点(本社・工場・支社)

各1回/年

EMS・施設・順法・パフォーマンス監査

事業所環境部門による監査
  監査対象 実施回数 監査内容
部門内部監査

238拠点(支店・営業所)

各1回/年

EMS・施設・順法監査

PCB廃棄物の処理完了

保管していたPCB(Poly Chlorinated Biphenyl:ポリ塩化ビフェニル)の高濃度および低濃度含有機器等、廃棄物の処理を完了しています。

生物多様性の保全

世界的な希少動植物の絶滅危機を食い止めるため、「生物多様性マップ化」など事業活動が生態系に与える影響の「見える化」の推進をしています。また、影響の大きさを定量的に把握し、優先度を意識して事業活動に取り組んでいます。

国内・海外の活動

姫路工場

2016年度より揖保川水系のカワバタモロコ(兵庫県絶滅危惧種Aランク)を構内のビオトープ池に放流し、近隣水族館と連携し繁殖させています。調査の結果、2022年度は調査により個体数の減少がみられましたが、カワバタモロコが棲みやすい環境となるよう日々注力しています。
今後は市内の川に放流や小学校への寄付を検討しています。

姫路工場

カワバタモロコ

※カワバタモロコとは・・・

コイ科の淡水魚。工場近隣を流れる揖保川水系の自然界では既に絶滅しており、今回ご協力いただいた姫路市率水族館で一部が保護されている。また、ビオトープ池への呼び込みを目指している赤トンボのヤゴとカワバタモロコは、同じ空間で共存できる生物。

府中事業所

工場内敷地に唯一自生しているアマドコロ(東京都準絶滅危惧種)とウマノスズクサ(東京都絶滅危惧種Ⅱ類)を観察、保護や増殖を行っています。また、ウマノスズクサを食草としているジャコウアゲハの減少も懸念されているため、保護を続けています。

府中事業所

アマドコロ

※アマドコロとは・・・

キジカクシ科アマドコロ属の多年草。日当たりの良い山野、草原や林の縁に自生し、食用や薬用に使用されるため、近年大幅な減少となっている。

環境教育・人材育成 

東芝エレベータグループ環境一斉アクション活動「TELC※1-BATON 2022」

従業員の環境意識の向上と連帯感の醸成を目的に、東芝エレベータグループの全従業員が地域に根ざした環境活動実施しています。陸上競技のリレーにたとえ、次の拠点からBATONを受け取った1週間は日常の環境活動にプラスして環境に関連する活動を行い、次の拠点へBATONを渡していく独自の活動を取り組んでいます。
2022年度、第8回の活動は、4月からスタートし、環境月間の6月をゴールとした3ヶ月間の間に日本国内の本社・支社・支店・営業所・サービスステーション・関連会社の全245拠点に加え、中国現法の全拠点22拠点で実施を目指し 、グローバルに展開しています。

※1 TELCとは、東芝エレベータ株式会社の略称

TELC-BATON 2021

TELC-BATON 2021

eco検定(環境社会検定試験)

全従業員を対象として、東京商工会議所主催「eco検定(環境社会検定試験)」の取得を進めています。環境に関する基礎知識の習得と理解促進を目的とし、環境担当に限らず環境意識が高い従業員が検定に挑戦し、従業員の意識向上につなげていきます。
2022年度は149名が合格し、合格者は合計1,916名となりました。
さらに、東芝エレベータ(株)はeco検定推進企業として東京商工会議所より「eco検定推進企業」に認定され、東京商工会議所のホームページに掲載されています。

東京商工会議所「eco検定推進企業」
https://kentei.tokyo-cci.or.jp/eco/pr/company/

eco検定合格推移

eco検定合格推移

社外表彰

eco検定アワード優秀賞

東芝エレベータグループは、東京商工会議所が主催する、「eco検定アワード」において優秀賞を受賞しました。
本表彰制度は、エコピープル(eco検定合格者)による環境活動、そしてeco検定を上手に活用する企業を表彰するものです。

東京商工会議所「eco検定アワード」
https://kentei.tokyo-cci.or.jp/eco/people/award/2022.html

評価されたポイント

かわさきSDGs パートナー

東芝エレベータグループは、川崎市主催「かわさきSDGsゴールドパートナー」に 認証されました。「かわさきSDGs パートナー」は、SDGsの達成に向けて取り組む 企業・団体を川崎市が登録・認証する制度で、SDGsパートナー制度を通じてSDGs達成に向けた事業者の取り組みを評価し、支援を実施することでさらなる取り組みの推進拡大を図り、川崎市内におけるSDGsの取り組みの活性化につなげることを目的としています。東芝グループ会社の認定取得は初となります。東芝エレベータグループのSDGsの達成にむけた積極的な取り組みを社外訴求できることも 期待でき、今後も東芝エレベータグループの環境活動を加速させていきます。

ニューズレター

ニューズレター

東芝エレベータグループ従業員だけでなく、その家族へも向けた環境ニューズレター『地球だいすき!』を国内と中国で年1回配布をしています。メインテーマを地球温暖化防止とし、各事業所の環境活動も紹介しています。
さらに2015年度より創刊した生物多様性ニューズレター『生き物バンザイ!』を国内向けに年1回配布しています。絶滅危惧種の紹介や自宅で行っている活動などを掲載し、環境意識の向上を推進しています。

ニューズレター