荷物用エレベーター
積載:600~6000kg
東芝荷物用マシンルームレスエレベーターなら、機械室が必要ありません。このため、従来のエレベーターに比べ、
エレベーターの設置面積が少なくて済みます。
建築・設備工事を大幅に削減することができます。
昇降路の位置を自由にレイアウトできます。
東芝荷物用マシンルームレスエレベーターは、建築・設計の自由度を拡げます。
機種の選定
積載を選ぶ
積載する荷物の最大重量、寸法を考慮して、600~6000kgの中から最適なものをお選びください。
戸開閉方式
戸の開閉方式は出入口の幅、高さ、積載により決められます。片側に開く2枚戸の2S、3枚戸の3Sおよび上方に開く2枚戸の2Uがあります。
速度を選ぶ
積載量、停止階床数、昇降行程、荷物の積み降ろし時間などを考慮して、お選びください。
荷物の積み降ろしについて
台車などで荷物を運ぶ場合、積載質量の1/4以下(台車を含む)に分けて積み降ろししてください。また、エレベーターにフォークリフトを乗り込ませて、荷物の積み降ろしを計画される場合は、フォークリフトの使用の設計も可能ですので、詳細は、弊社までお問い合わせください。
標準仕様
戸開閉方式(電動式) | 2S(2枚戸片開き) | 3S(3枚戸片開き) | 2U(2枚戸上開き) |
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積載(kg) | 600~2000 |
2500~6000 |
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制御方法 | インバータ制御方式 |
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操作方法 | 単式自動方式 |
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ドア安全装置 | 機械式ドアセフティ |
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電源 | 動力用3相交流 |
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照明用単相交流 |
マシンルームレスエレベーターならではの設置効果
スペースの有効利用
東芝荷物用マシンルームレスエレベーターなら、機械室が必要なく、エレベーター設備のべ面積を縮小できます。これまでエレベーター設備に要していた共有部分を有効スペースとして活用することができます。
例) 荷物用積載1500kg 速度45m/分 3カ所停止 のエレベーター設備のべ面積比較(従来比)
レイアウト・デザインフリー
東芝荷物用マシンルームレスエレベーターは、機械室を必要としないため昇降路の位置を自由にレイアウトでき、設計・デザインの可能性を拡げ、物流の導線を考えた建築設計が可能になります。
構造設計上も有利
従来の荷物用ロープ式エレベーターと比べ建物上部の機械室が不要になるので最上階の重量が低減でき、構造設計上有利になります。(建築物が高層になるほど有利になります)
環境への取り組みについて
RoHS指令※(特定有害物質使用制限)に準拠した製品づくりに取り組んでいます。
※RoHS指令とは「Restriction of the use of certain Hazardous Substances in electrical and electronic equipment」(電気・電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限に関する欧州議会および理事会指令)の略称で、対象の有害化学物質は鉛や六価クロム、水銀、カドミウム、ポリ臭化ビフェニール、ポリ臭化ジフェニルエーテルの6物質(本来、エレベーターはRoHS指令の対象外です)。