環境活動・CSR企業の社会的責任 事業プロセス 事業活動における環境配慮
東芝エレベータグループは、エレベーター・エスカレーターの製品開発・製造・販売・保守サービス等の業務活動を通じて、各業務における環境負荷を把握・分析し、環境負荷の低減に努めています。
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事業プロセス(本来業務) 製造
地球温暖化の防止
2018年度のエネルギー起源CO2排出量は11,801t-CO2となり、2017年度と比較し微増となりました。しかし、生産高原単位指標では改善しており、電力をはじめとした各施策による削減効果が得られています。
エネルギー起源CO2排出量と原単位
単位 | 2017年度 | 2018年度 | |
---|---|---|---|
排出量 | t-CO2 | 11,671 | 11,801 |
生産高原単位 | t-CO2/億円 | 12.86 | 12.74 |
エネルギー起源CO2排出量(t-CO2)エネルギー別比率
高効率機器への更新、消費電力を削減!
廃棄物量
総発生量から有価売却物を除いた2018年度の廃棄物量は1,216tで、総発生量での生産高原単位は5,481t/億円で両指標とも増加しました。今後も有価売却を推進するなど、廃棄物の排出抑制に努めていきます。
廃棄物量、廃棄物総発生量と原単位
単位 | 2017年度 | 2018年度 | |
---|---|---|---|
廃棄物量 | t | 1,012 | 1,216 |
総発生量 | t | 4,463 | 5,076 |
総発生量生産高原単位 | t/億円 | 4,917 | 5,481 |
廃棄物量(t)国内・海外別比率
汚泥乾燥方式により廃棄物量を削減!
水受入量
2018年度の水受入量は59,428m3で、生産高原単位では64.18m3/億円と2017年度と比較し減少しました。世界的な水問題への関心が高まる中、東芝エレベータは水資源の維持・管理に今後も努めていきます。
水受入量と原単位
単位 | 2017年度 | 2018年度 | |
---|---|---|---|
受入量 | m3 | 61,931 | 59,428 |
生産高原単位 | m3/億円 | 68.24 | 64.18 |
水受入量(m3)国内・海外別比率
建屋雨樋からの雨水を池に導水!
雨水を利用したビオトープ池管理。
化学物質排出量
2018年度の化学物質排出量は19.41t、生産高原単位では0.021t/億円と2017年度と比較し増加しました。化学物質使用の抑制やより有害性の低い薬品への代替化など、今後も化学物質排出抑制に努めていきます。
化学物質排出量と原単位
単位 | 2017年度 | 2018年度 | |
---|---|---|---|
排出量 | t | 9.09 | 19.41 |
生産高原単位 | t/億円 | 0.01 | 0.02 |
化学物質排出量(t)国内・海外別比率
薬品(凝集剤)使用量の削減 凝集剤 : 1.0kg ⇒ 0.2kg/月
事業プロセス(本来業務) 物流
地球温暖化の防止
製品物流に伴うCO2排出量の削減
モーダルシフトの推進などにより、製品梱包輸送の改善・積載効率向上の見直し、製品物流に伴うCO2排出量の削減に取り組んでいます。
<主な施策>
モーダルシフトの推進による製品物流 CO2 排出量の削減
事業プロセス(本来業務) 保守・改修
エレベーター・エスカレーターの保守・改修
定期的なメンテナンス契約をしているエレベーター・エスカレーターに比べ、適切なメンテナンス体制が取られていない場合は、定期点検・故障が発生する前の部品交換など、予防的なメンテナンスが行えず、性能と劣化の速度も早まります。適切なメンテナンスを行うことで製品の長寿命化が実現します。
事業プロセス(本来業務) リニューアル
リニューアル製品の紹介
定期的なメンテナンスをしていても、経年劣化によってエレベーターは性能限界をむかえます。エレベーターにも耐用年数があり、重要な共有設備としてリニューアルする必要があります。リニューアルを行うことにより、性能向上だけでなく、省エネルギーなど環境負荷の低減を実現します。
ロープ式エレベーターのリニューアル
油圧エレベーターのリニューアル
省エネルギー
巻上機の制御方法を最新のインバータ制御にすることで、運転効率をアップし、高い省エネ効果を発揮します。
資源の有効活用<リユース・省資源>
「準撤去リニューアル」「制御リニューアル」では、三方枠やレールなど建造物に埋設された機器や継続して利用できる装置類をリユースするとともに、資源投入量を削減することが出来ます。「油圧エレベーターのリニューアル」を行うことにより、作動油が不必要となるため、油交換・廃棄がなくなります。
化学物質管理
「油圧エレベーターのリニューアル」を行うことによって、作動油が不必要となるため、外部流出事故による土壌汚染・水質汚濁などの環境汚染リスクがなくなります。
事業プロセス(本来業務) 販売
ビルファシリティ
ファシリティーソリューション(ビル・マンション・自治体<ESCO事業>)、遠隔管理サービス、省エネサービス(空調システム・蓄電池システム・LED照明システム・太陽光発電システム)などの事業を通じて、省エネルギーに貢献しています。
ビルファシリティーソリューション
自治体様向けファシリティーソリューション
事業プロセス(本来業務) 部門共通
地球温暖化の防止
省エネルギーの推進
LED照明の採用、昼休みの消灯活動、ノー残業デーの推進など、省エネルギーに向けた取り組みを推進しています。
<主な施策>
照明のLED化
昼休み消灯活動
建屋空調室外機
(日除け網設置)
エコ運転の推進
低公害車の導入、バイクから電動自転車への変更、エコ運転推進などによる、ガソリン使用量の削減に取り組んでいます。
<主な施策>
資源の有効活用
廃棄物の削減
廃棄物の分別徹底、リユースの推進など、廃棄物の削減に取り組んでいます。
<主な施策>