社会貢献活動 リスク・コンプライアンス
当社は、東芝グループの一員として、法令、社内規程、社会規範、倫理などの遵守を徹底し、公正・誠実な競争による事業活動を推進するとともに、お客様の安全・安心を図っています。
その実践に向け、「東芝グループ経営理念」を具体化した「東芝グループ行動基準」の徹底がコンプライアンスの基本と認識し、グループ・グローバルで浸透を図っています。
リスク・コンプライアンス体制
当社では、コンプライアンスの徹底を図るため、以下の図のとおりリスク・コンプライアンス体制を確立しています。また、コンプライアンスに関する重大事案が発生した場合には、事案に応じ所管の各社内委員会などで迅速に対応策を検討し、実施しています。
さらに、各部門が連携してコンプライアンス違反の予防や再発防止についてきめ細かに検討することを通じて、コンプライアンスの強化を図っています。

通報制度の運用
当社では、法令違反を中心とするコンプライアンス違反に関する社内情報を収集し、自浄作用を働かせて自ら不正を正していくことを目的に、2004年11月から社内ホームページ上に従業員を対象とした内部通報制度を設け、電子メール、電話などによって従業員から通報や相談を受け付けるようにしました。
また、2007年1月には、物品の調達などの取引に関連した従業員のコンプライアンス違反を防止するために、取引先からの通報を受け付ける取引先通報制度も設けました。
教育・啓発への取り組み
リスク・コンプライアンス教育を入社時および階層別に実施しています。独占禁止法の遵守、公務員との間の贈収賄防止に関係するコンプライアンス施策として「官公庁営業行動基準」「同業他社との接触に関するガイドライン」「公務員等対応ガイドライン」の周知および遵守徹底を図るため、教育を実施しています。各種事業関連法令については、教育の実施、定期自主監査などを通じて、その徹底を図っています。
また、コンプライアンス意識を従業員個々人のレベルにまで浸透させ、東芝エレベータの風土・文化として定着させるため、教育や監査に加え、各職場におけるミーティングを通じた施策を展開しています。職場の管理職と所属メンバーがコンプライアンスについて直接対話し考えていくことを通じて、風通しのよい職場環境をつくることで、コンプライアンス違反を防止することを狙いとしています。

