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メンテナンスの必要性

(所有者・管理者の法律上の義務)

昇降機の維持保全は、所有者・管理者の法律上の義務です。

維持保全と定期検査

建築基準法第8条では昇降機を始めとする建築設備などを「常時適法な状態に維持するように努めなければならない」と定められています。
建築基準法第12条3項では、国土交通大臣の定める資格を有するもの(昇降機等検査員)に定期的に検査をさせて、その結果を特定行政庁に報告することを求めています。

昇降機の安全性を維持するため

昇降機は機械的・電気的な高度技術を集結した精密複合製品です。
保守点検業者には専門的な技術・技能が要求されます。保守点検業者の選定については価格のみによって決定するのではなく、専門技術者の能力、同型または類似の昇降機の業務実績、業務遂行能力などを踏まえ総合的に判断する必要があります。

※保守点検業者の評価と契約内容は、チェックリストをご活用ください。

出典:平成28年2月 国土交通省「昇降機の適切な維持管理に関する指針」

昇降機の安全性 昇降機の安全性

エレベーターの性能曲線

適切な点検や部品交換などを継続することにより、より長い期間エレベーターをご利用いただくことも可能です。しかし、無保守や自己流のメンテナンスの状態では、寿命を全うすることができず、故障や部品の交換に伴う出費も多くなり、最終的には経済的な負担が多くなってしまいます。そのためには、長期的な観点からリニューアルを含んだ計画性のあるメンテナンスが必要です。

エレベーターの性能曲線