ニュースリリース

　東芝エレベータ株式会社（社長：秋葉慎一郎、本社：東京都品川区）は、利用者の安全を確保するため、エスカレーターKindmover（カインドムーバー）シリーズの踏段先端部に緩衝素材を採用した商品を本日より発売します。

　従来のエスカレーターの安全装置については、利用者事故を未然に防ぐための危険回避や、音声によるアナウンス、注意喚起ステッカーなど啓発に関す るものが主体でした。新たに開発した踏段については、万一利用者が転倒された場合でも、踏段への衝突による怪我を大幅に軽減することができます。
（当社調べ）

　エスカレーターでの救急事故の9割以上が、利用時における「転倒・転落」によるもので、お年寄りと、子供が被災する事故が多いのが特徴です。当社 は高齢化社会に向け、社会インフラの重要な導線であるエスカレーターを、より安全で安心して利用いただくために、踏段先端部の緩衝素材をエスカレーター Kindmover（カインドムーバー）シリーズ全てに標準装備しました。　

　より安全で、より安心して利用できるエスカレーターをご提供するため、当社は高い省エネルギー性能に加え、更なる安全性向上に訴求した製品づくりを目指します。