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ニュースリリース

2015-08-04

音声認識システムによって定期点検報告書を作成する保守サービスの導入

エレベーター クラウド/ネットワーク サービス デジタル/AI 保守 自動化

東芝エレベータ株式会社(社長:松原和則、本社:神奈川県川崎市)は、昇降機定期点検時の報告事項を、音声認識システムを活用しメンテナンス報告書に展開するサービスを本日より順次導入します。

本サービスは、保守員が携帯しているスマートフォンに音声で点検内容や状況を録音すると文字に変換され、スマートフォン上に文章として記録されます。そして当社の保守管理システムに情報を伝達することでお客様へ提出する定期点検報告書に展開できるシステムです。メンテナンス作業中でも言葉をつぶやくだけで状況を記録できるため、より正確な情報をスピーディにご提供できるほか、作業員の負担が軽減し、安全性も向上します。

この度導入したサービスは、東芝研究開発センターで医療現場向けに開発されたコミュニケーションツール「音声つぶやきSNS」を応用し、昇降機のメンテナンス現場で適応できるよう、高い環境雑音への対応や、昇降機独自の専門用語を取り入れました。現場で入力した音声をより高精度で認識でき、写真なども保存できるシステムです。

今後は本システムを更に改良し、地震など災害時への活用方法も継続して検討していくなど、お客様に昇降機をより安全で安心してご利用いただけるよう、更なる保守業務の信頼性とサービス品質の向上を目指していきます。

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本資料についてのお問い合わせ先:

東芝エレベータ株式会社 総務部総務広報担当TEL 044(331)7001