エレベーターサイネージの導入にあたっては、東芝エレベータの営業の方の提案を受けて管理組合さまに提案しました。マンション管理において効率的な施策が問われる中、昨今の電気料金値上げが暮らしに及ぼす影響は大きく、当初はとにかく”取り付け・運用費ゼロ円”という点が最大の設置要因でした。
「少しでも支出を抑え、その上で快適な住み心地にしたい」という管理組合さまのご意向で、居住者の生活に役立つデジタルツール導入を選択した判断は現在の満足度を見ても優れた決断だったと思います。意識の高さが伺えますね。
また、山形県のマンションの中でもサイネージを導入したのがこのスカイタワー41が最初という点は、私たち管理会社としてもちょっと誇らしい気がします。エレベーターサイネージの特長を一言で言うと、お住まいの方々の満足はもちろん、空間の価値も向上させる情報メディアだと思います。そこに設置されていること自体が施設のイメージや付加価値向上になり、マンションのステータスにつながると思っています。

加えて、｢エレベーターの雰囲気がとてもよくなった｣｢明るくなった」｢リラックスできる｣｢乗降時間が短く感じる｣というお声とともに、｢知らない居住者同士が乗り合わせた際の気まずさがなくなり、会話のきっかけにもなった｣というコミュニケーションツールとしての役割発揮もよく耳にします。管理会社がある仙台でも、普及はまだまだです。こういった利用者に寄り添ったデジタル機器導入がさらに拡がれば、日本のマンションライフももっと快適になるでしょうね。