ビル物語
エレベーターリニューアルで実現する、商業ビルバリューアップとはリニューアルを実行するとき、ビルオーナー、テナントは何を体験するのか?
ドラマを楽しみながらバーチャル体験できる、ミニシネマDVD/VHS『ビル物語』を、ご希望の方にお送りいたします。先着100セットまでとなりますので、お早めのご応募をお待ちしています。
◆ご希望の方にお送りいたします。先着100セットまでとなりますので、お早めにご応募下さい。
◆ご応募は、一名様(一世帯)1セットのみとさせていただきます。
◆作品仕様/パッケージ仕様は、予告無く変更する場合があります。
イントロダクション/ストーリー
イントロダクション
時の流れと戦う、すべてのビルオーナー、ビル管理者の皆さまにー
時の流れが、豊かに育んでゆくものがあります。その一方で、時と共に失われていく価値があります。
年月を経たビルを擁するオーナー、管理者は、たえずこの厳しい現実と向き合い、時の流れに抗して戦い続けています。
この物語の主人公も、そんなビルオーナーの一人。限られた条件で、どうすればビルの価値を高め、次の世代に受け継いでいけるだろう―。彼の悩みは尽きません。ある時、彼は決断します。"第二の玄関"とも呼ばれる、エレベーターのリニューアル。この決断は、ビルの未来に、そしてビルを取り巻く人々に、何をもたらすでしょうか?
ヒューマンなドラマ展開の中に、描き出していきます。
出演:村野 武範(案内人)
岩間 沙織(元セイントフォー)
石山 雄大
杉山 英一郎 / 奥田 武士 / 南風 佳子 / 足立 学 / 滝口 いずみ
ストーリー
父が、それを切り出したのはいつものように突然だった。
もう30を過ぎたというのに、あいかわらず気ままな暮らしを続けている長男・不二夫に、家業であるビル経営を手伝えというのだ。
「だって俺、やりたいことあるし…」渋る不二夫に、父・麒一郎は、やんわりと、しかし有無をいわさぬ響きで言った。
「別にビル経営は1日8時間の仕事じゃない。自分の時間は作ろうと思えば作れる。ただ、頭のどこかに、テナント料を払ってくれる人たちのことを置いとくことを忘れるな」
麒一郎が手始めに不二夫に任せた仕事は、エレベーターにまつわる問題の解決だった。折しも、4階の学習塾の子供たちの間に、
「エレベーターに幽霊が出る」という噂が広まっていたのだ。この幽霊さわぎをきっかけに、古くなってしまったエレベーターをめぐって、リニューアルを断行するか否か。オーナー父子と、テナントたちの波瀾の日々がはじまった。
そんな中、麒一郎の身辺には、正体不明の女の影が見え隠れする。
いったい彼女は誰なのか?
エレベーターリニューアルの成否は?
そして、ビルの未来を次代へ託していこうとする麒一郎の想いを、不二夫は受け止められるだろうか―。



エレベーターリニューアル/麻布フジビルの場合
それは、築31年目という岐路に立ったビル。 エレベーターリニューアルで、バリューアップを遂げました。
このDVDで描かれているのは、とある商業ビルのエレベーターリニューアル。気になる中身を、ちょっとだけお見せしましょう。
そのビルは麻布の一角で、31年の時を重ねてきました。契約しているテナントさんは、1階の飲食店をはじめ助産院、学習塾と様々。妊婦さんに小学生と、とりわけ安全・安心に心を配りたい方たちが利用します。最上階の5階はこの1年以上、空室のまま。1日も早いテナント誘致のためにも、ビルの魅力を高めていきたいところです。

エレベーターリニューアルで、何ができるでしょうか?
※本ページに掲載の画像は、ミニシネマDVD / VHSの劇中場面を抜粋したものです。演出・装飾が含まれます。実際のリニューアル事例ではありません。
制御システム・巻上機の交換で、安全・安心性能を最新に
わたしたちが提案したのは、エレベーター本体はそのままに、制御装置・巻上機を交換する「制御リニューアル」。
コストと工期をできるかぎり抑えて、性能を最新にするリニューアルです。

24時間365日、いつも見守る遠隔監視機能
リニューアル前

これまではエレベーター内と外部をつなぐのは、ホールのインターフォンを呼び出す、「非常呼びボタン」だけでした。ボタンを押しても、ホールに誰もいなければエレベーター内の声は誰にもとどきません。


リニューアル後

制御システムを最新にしたことで、《遠隔監視機能》が加わりました。
24時間365日・やすみなくお客さまのエレベーターを見守っている「サービス情報センター」のスタッフと、いつでも直接通話できます。
振動や段差の少ない、やさしい乗り心地に。
リニューアル前

30年以上前に設計された、これまでの巻上機・制御システムの性能には限界があり、停止時の振動や、出入り口の段差が、どうしても気になりました。


リニューアル後

インバータを搭載した最新の制御システムと、なめらかに停止・始動する新型巻上機が、振動や段差をぐっと少なくしました。
「いたずら呼び」を自動キャンセル
リニューアル前

学習塾の生徒さんは、いたずら盛りの小学生。エレベーターを降りるとき、ぜんぶのボタンを押してしまう「いたずら呼び」で、エレベーターをお待ちの方を困らせることが、しばしばありました。


リニューアル後

最新の制御システムは「呼び」の数とエレベーター内の人数から「いたずら呼び」を判別し、自動的にキャンセルしてくれます。
天井交換、かご意匠のリニューアルでエレベーターのイメージを一新
安全・安心機能に次いでご要望をいただいたのが、エレベーター/乗り場まわりのイメージアップでした。エレベーターは建物の"第二の玄関"。コスト面でのご負担をなるべく抑えながら、エレベーターの印象を変える「意匠リニューアル」を、オーナー様といっしょに考えました。
天井交換で、エレベーター内をぐっと明るく
リニューアル前

これまでのアクリルコーナー灯による天井照明は、どうしても暗く感じがち。学習塾の生徒さんからは「エレベーターが怖い」という声がありました。


リニューアル後

そこで、思い切って天井をまるごと交換。発光面を大きく取った新しい天井照明で、エレベーター内が見違えるように明るくなっただけでなく、デザイン性もアップしました。
化粧シートで、リーズナブルにリフレッシュ
リニューアル前

エレベーターの印象を暗く感じさせていた一因が、古くなってしまったかご室内。ただ、天井交換を行ったため、かご室意匠のリニューアルに充てられる予算は限られていました。


リニューアル後

そこで提案したのが、化粧シートを貼るだけの、リーズナブルな意匠リニューアル。反射性の高い、淡い色調の化粧シートとすることで、明るい印象も強まりました。

このほかにも、「防犯カメラシステム」などの有償付加価値製品を加えて機能を向上。安全・安心・快適性を高めました。このリニューアルをオーナー様がいかにして決断し、どのように進めていったかは、ミニシネマDVD / VHSをご覧下さい。