ニュースリリース

東芝エレベータ株式会社（社長：松原和則、本社：神奈川県川崎市）は、中国における昇降機の開発品の検証および、製品評価の信頼性強化を目的とし瀋陽市内にある現地法人、東芝電梯（瀋陽）有限公司（以下：STE）の敷地内に瀋陽検証センターを建設します。

新センターでは昇降機の巻上機、ブレーキ、安全装置やドアなどの機械品の開発検証やエレベーターとエスカレーターの信頼性評価の強化を目的としております。また、STEはエスカレーターのグローバル生産拠点であり、中国国内だけでなくアジア、インド、中東へも出荷しております。エスカレーターに関する開発検証と信頼性評価に特に注力しており、ご利用者が安全で安心して使っていただけるよう品質と信頼性の更なる向上を図ります。

当センターは今年9月に工事が着工し年内に建屋が完成する予定となっております。建物規模は、床面積832㎡、高さ約10mであり、STE敷地内にある130m級のエレベーター研究塔に隣接する位置に建設します。建物完成後は順次検証・信頼性評価に使用する設備を導入し2016年度上期より本格稼働いたします。さらに試験室としてCNAS（中国合格評定国家認定委員会）の認可取得を計画しており、正確で公正な評価を実施できる検証拠点としていきます。

当社は世界最大の昇降機市場中国で、更なる品質向上を目指し、ご利用者の安全と安心を第一に信頼性の高い製品をご提供していきます。

＜完成予想図＞