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ニュースリリース

2013-03-22

保守サービスの技能強化を目指した実機研修棟が竣工

企業情報 クラウド/ネットワーク サービス デジタル/AI 保守 投資 据付 改修・リニューアル 新設 経営方針 遠隔技術

 東芝エレベータ株式会社(社長:秋葉慎一郎 本社:東京都品川区)は、本日、東京都府中市の東芝府中事業所内において、昇降機やビルファシリティー設備の保守サービスおよび、据付工事等における技術員の実機研修による技能向上、ならびにショールーム機能を備えた新しい実機研修棟「フィールド研修センター」の竣工式を行いました。

 この研修棟には、最新の機種から年代別、機種別に分かれた昇降機の実機を使った研修施設のほか、ビルファシリティーに関する設備機器の保守・施工技術や診断技術などの研修施設を大幅に拡充しました。また、近年、建物の高層化により増加している高速エレベーター専用の保守技能向上を図るために高層昇降路が設けられ、高速領域での安全性や快適性を維持するための実機研修を行います。更に当社製エレベーターの遠隔監視からビルファシリティーの設備監視まで24時間、365日のサポート体制で監視を行っている東日本サービス情報センターもこの研修棟内に移転・拡張し、お客様に安心をお届するための様々なテクノロジーを結集しました。
 
 東芝府中事業所には当社の開発・設計・製造機能があり、ここに保守を中心とした研修施設や東日本サービス情報センターを集約して一貫体制を強化する事により、総合的な技術力の向上と相乗効果を発揮してまいります。また、プレゼンテーション設備として大型スクリーンでの事業紹介映像の放映や、スマートコミュニティ事業に関連したビルファシリティー設備のショールームも開設し、見学施設としての機能も大幅に充実させました。
 
 当社は、ご利用者やお客様の安全・安心へのサポート体制の強化に必要な社員のスキルアップを目指して、当施設を十分に活用していきます。

■施設概要
構造:鉄骨造、地上6階、地下1階  高さ 53.3m
建築面積:1,455㎡
延床面積:7,560㎡
昇降機台数:52台(※将来増設分を含む)