ニュースリリース

　東芝エレベータ株式会社（社長：秋葉慎一郎、本社：東京都品川区）は、「安全・安心・快適・環境」をコンセプトに更なる省エネ・安全性能を向上させたオーダー形エレベーター「ELCRUISE（エルクルーズ）」を本日から発売します。新製品については2012年1月に販売を開始した、省エネ・安全・環境性能に優れた機械室なしタイプの標準形エレベーター「SPACEL-GR」に採用された先進技術を、オーダー形の機械室あり・なしタイプの中低速エレベーターとオーダー形機械室ありタイプの高速エレベーターにも適用を拡大し、省エネや安全性能、そして環境性能に優れたエレベーターのラインアップを大幅に拡充しました。

　あらゆる市場のニーズにお応えし、安全で快適な移動空間をお客様に提供する想いを新製品ELCRUISE（エルクルーズ）に込め、乗り心地を一段と向上させるとともに、消費電力を従来機種にくらべ大幅に削減。また、省エネルギーや省資源、有害物質の削減など、更なる環境負荷低減を訴求した製品です。

■新製品の特徴について

１． 安全性・安心感の向上について

　ドアまわりの安全に配慮した「親切ドアシステム（有償付加仕様）」や各種の地震時対応機能など、安全性・安心感の向上をはじめ、全機種にローラーガイドを採用し、滑らかで、快適な乗り心地を実現しました。

２． 環境と省エネルギー

　新開発の制御装置による、待機電力の削減をはじめ、回生電力機能*やLED照明の採用により、従来機種にくらべ消費電力を大幅（最大で約50%）に削減しました。また、ゼロアスベストや鉛、水銀フリーなど、有害物質の削減にも取り組んでいます。
*回生電力機能については中低速エレベーターのみ有償付加仕様となります。

３． 新デザイン

　省エネ性能に優れたLED照明を全機種に採用し、新しいデザインのかご室や、点灯色も選べる新しいかご内及び出入り口の操作盤など、デザインのラインアップも一新しました。

４． ELCRUISE（エルクルーズ）のラインアップについて

　新製品は機械室あり、及び機械室なしの両タイプの中低速エレベーター（速度45~105ｍ/min、積載2000kg以下）、そして機械室ありタイプのオーダー形高速エレベーター（速度120~240ｍ/min、積載1800kg以下）となります。建物の規模や用途によって