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ニュースリリース

2012-02-08

保守サービス技能強化を目指した実機研修棟の建設開始について

企業情報 投資

東芝エレベータ株式会社(本社:東京都品川区 社長:秋葉慎一郎)は東芝府中事業所内(東京都府中市)に、昇降機の保守サービスおよび、据付工事等における技術員の実機研修による技能向上、ならびにビルファシリティ設備の実証試験やショールーム機能を備えた、新しい実機研修棟の地鎮祭を本日実施しました。総事業費は25億円で、今年3月1日に着工し2013年春に竣工する予定です。

この新実機研修棟には、近年、建物の高層化により増加している高速エレベーター専用の保守技能向上を図るために高層昇降路を設置しており、超高速領域での安全性や快適性を維持するための実機研修を行います。更に、昇降機の据付工事における短工期工法の開発や、保守・据付作業員の更なる安全性向上を目指した教育を実施します。また、当社製エレベーターの利用者様からの電話応対を行っている東日本サービス情報センターも移転・拡張するほか、ビル丸ごとのメンテナンスを行うための遠隔監視施設、空調・照明・防犯カメラ・セキュリティシステムなどのビルファシリティ設備のショールームも開設します。このショールームでは東芝製の空調設備、LED照明、防犯カメラの他、建物診断設備、太陽光発電、蓄電池等のスマートコミュニティに関連する展示を行う予定です。

建設場所の東芝府中事業所には当社の開発・設計・製造機能があり、ここに昇降機・ビルファシリティの保守・据付研修施設を集約して一貫した体制となることにより、総合的な技術力、安全性、生産性向上を図ります。

近年、昇降機をご利用されるお客さまの安全・安心への関心は益々高まっており、一方で昇降機の保守・点検業務の効率化や据付工期の短縮・効率化が求められています。当社は、この建物の稼働により、お客様の様々なニーズにお応えしていきます。

建物概要
 ・構  造  :鉄骨造 地上6階、地下1階(建物高さ:53.3m)
 ・建築面積  :1,455㎡
 ・延床面積  :7,560㎡
 ・昇降機台数 :47台(最大)
 ・施   工 :株式会社 大林組

本資料についてのお問い合わせ先:

東芝エレベータ株式会社 総務部総務広報担当TEL 044(331)7001