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ニュースリリース

2012-01-05

標準形エレベーター新製品「SPACEL-GR」の発売について

エレベーター 安全 安心 新商品/新機能 新設

東芝エレベータ株式会社(社長:秋葉慎一郎、本社:東京都品川区)は、省エネ・安全性能を格段に強化したマシンルームレスエレベーター「SPACEL-GR」(スペーセル・ジーアール)を本日から発売します。東芝グループの最新技術を結集した新型制御装置や新型ローラーガイドの採用により、乗り心地を一段と向上させるとともに、消費電力を従来機種に比べ大幅に削減することができ、環境に配慮した業界トップクラスの省エネ性能を実現しました。また、新デザインのかご室をラインアップし照明装置にはLED照明を全機種で採用、またドアまわりの安全性を向上させるオプション機能を追加し、より一層安全性能を高めました。

■新製品の特徴について
新製品は震災後における、お客様から安全対策・省エネ対策へのご要望に応えるため、ご利用者の安全性・安心感、そして省エネ性能を高める機能を拡充しました。

1.消費電力を抑えた新エレベーターシステム(消費電力最大50%削減)
 新開発の制御装置による待機電力の削減やLED照明を標準で全機種に採用。さらにエレベーター運行時にモーターから発生した回生電力を建屋側に戻す回生電力機能をオプションとして採用することにより、消費電力を最大で50%削減することができます。

2.環境性能・乗り心地を向上させる新型ローラーガイドを標準形エレベーターに初採用。
 従来製品では、エレベーターのかごや、つり合いおもりとレールを案内する案内装置に潤滑オイルが必要となるガイドシューを使っておりましたが、かご室・つり合いおもりにローラーガイドを採用したことにより、従来のガイドシューで必要だった潤滑オイルを廃止し、保守時のレールへの給油が不要となりました。これにより環境性能が向上し、さらに快適な乗り心地を実現しました。

3.新デザインのかご室(全機種でLED天井照明を採用)
 LED照明を全面採用した新しいデザインの天井や操作盤、新柄の側板意匠の採用など、新デザインのかご室をラインアップしました。また、ボタンバリエーションを充実させ、ボタン・インジケーターの点灯色も選択可能になりました。スタンダード照明(STD-1L)には導光板を採用した新開発の薄形LED照明を採用し、薄型化と優れた面発光を実現しました。

4.ドアまわりの安全性・安心感の向上
 エレベーターの乗り場付近の人や物などを検知して、急な乗込み時の挟まれを未然に防ぐ新開発の「お知らせドアビーム」を追加し、ドアまわりの安全性を向上させるオプションを充実させました。

本資料についてのお問い合わせ先:

東芝エレベータ株式会社 総務部総務広報担当TEL 044(331)7001

お客様からのお問い合わせ先:

ニューセールス事業部TEL 044(331)7030