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ニュースリリース

2010-09-16

新機能を追加した東芝製エスカレーターの発売について

エスカレーター 安全 安心 新商品/新機能 新設

東芝エレベータ株式会社(社長:木村俊一 本社:東京都品川区)は、ユニバーサルデザインを採用したエスカレーター「kindmover(カインドムーバー)」シリーズに安全・省エネをコンセプトにした新機能を追加し10月5日から販売を開始します。

新機能は省エネにつながる低速待機運転や、各種照明のLED化、またエスカレーター利用時の安全性をより高めるため、靴やサンダル等の挟まれを防止するスカートブラシ ディフレクターや、手摺インレット部に手が触れないようインレットブラシ ディフレクターの4つです。

当社は低炭素社会へ貢献するためのCO2排出量削減と、より安全で安心な商品開発を進め、エスカレーターの拡販をめざします。

【新機能】
1.低速待機運転(標準装備仕様)・・・省エネ CO2の削減
エスカレーターについては通常毎分30m/分で稼動しているが、省エネ、CO2削減を考慮し、利用者がいない場合には、自動的に毎分10m/分の低速省エネ運転に切り替わります。エスカレーター乗降部にセンサーを設置し、利用者を検知すると通常速度までインバータ制御により緩やかに加速します。その後の利用者の乗り込みがない場合には再び減速し低速の省エネ運転となります。低速運転時は通常運転と比べおよそ30%の省エネ効果があります。

2.LED照明の採用(有償付加仕様)・・・省エネ 超寿命 水銀フリーを実現
エスカレーター手摺下に設置される欄干照明、踏段下に設置される踏段下照明、乗込み口下部にあるコムライト、エスカレーター利用時に足元を明るく照らすスカートガード照明の光源にLEDを採用します。欄干照明に採用されるLED照明は従来の蛍光灯と比較して省エネ注、長寿命となります。
注)欄干照明の場合、蛍光灯使用時に比べ約70%消費電力が削減されます。(当社比)

3.インレットブラシディフレクター(標準装備仕様)・・・安全性
エスカレーター手摺ベルトのインレット部(手摺ベルト引き込み口)にブラシ状のディフレクターを標準装備することにより、利用者の手が直接インレット部や手摺ベルトに触れないよう安全性を向上します。
 
4.スカートブラシ ディフレクター(有償付加仕様)・・・安全性
エスカレーター利用中に、足がステップ(踏段)の端部に寄り、靴やサンダル等がステップとスカートガードパネルの間に挟まれるのを防ぎます。スカートガードパネルからステップ側に張り出すブラシ状のディフレクターを設置することにより、利用者が自分の足が端部に寄っていることに気づきステップの端部に寄らないようガードします。

<新製品の概要>

発売開始日:2010年10月5日
販売目標:約500台/年間
販売価格:約3,150万円( ステップ幅1000mm型、ガラスパネルタイプ、階高4500mm、低速待機運転有り、速度10m/分~30m/分)

本資料についてのお問い合わせ先:

東芝エレベータ株式会社 総務部総務広報担当TEL 044(331)7001