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ニュースリリース

2008-12-24

香港「九広鉄道・大規模再開発プロジェクト」向けに高速エレベーター48台を一括受注

エレベーター 新設 海外

 東芝エレベータ株式会社(社長:木村俊一、本社:東京都品川区)は、香港の「九広鉄道・大圍(タイワイ)駅直結の大規模再開発プロジェクト」向けに高速エレベーター48台を一括受注しました。

 九広鉄道は、香港と広州を結ぶこのエリアを代表する鉄道で、このたび受注した大型物件は、この鉄道の中心に位置する大圍駅の列車保守センター上部を大規模開発する計画です。本プロジェクトは香港最大の企業グループ「長江集団」が手がける開発プロジェクトで3段階に分かれて建設が計画されており、当社は第1~2期工事の高速エレベーター48台を一括受注しました。受注した高速エレベーターについては、2009年2月に着工し、2010年6月に引渡しを行う計画です。また、本プロジェクトでは、第3期においても数十台の昇降機が設置される予定です。

  このたびの大型受注は、今年12月1日に当社と資本提携を合意したシュバリエ インターナショナル社(香港)の昇降機事業会社「シュバリエ香港社」の販売ネットワークと当社の「TAIPEI101」向けの世界最高速エレベーター(速度:分速1,010メートル)や「上海環球金融中心」向けの超高速エレベーター(速度:分速600メートル)および階間調整機能付高速ダブルデッキエレベーターの納入など、世界最高水準の技術力が高く評価された結果です。

 当社は、同社との資本提携によって、世界最大の昇降機市場である中国において販売およびエンジニアリング体制を強化し、中低層ビル向けの標準形エレベーターに加えて、高層ビル向けの高速エレベーターにも注力していきます。さらに、香港やシンガポールを中心とした東南アジアでの保守事業拡大およびリニューアル需要への対応強化を図り、グローバル市場で積極的な事業拡大を目指していきます。

本資料についてのお問い合わせ先:

東芝エレベータ株式会社 広報室TEL 044(331)7001