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ニュースリリース

2006-04-18

2006中国国際電梯展覧会への出展について
世界初のエレベーター磁気サスペンション「MagSus」を出展

東芝(中国)有限公司
東芝エレベータ株式会社
東芝電梯(瀋陽)有限公司
東芝電梯(上海)有限公司

 当社(社長:下野政之、本社:東京都品川区)は、4月18日から21日まで中華人民共和国(以下、中国)の廊坊市で開催される「2006中国国際電梯展覧会」に出展します。この展示会には、世界初のエレベーター磁気サスペンション「MagSus」や「世界最高速エレベーター(時速60.6km)」などの最先端テクノロジーと新製品のマシンルームレスエレベーター「SPACEL−UNI」及び東芝エスカレーター「TEシリーズ」など8テーマの展示を行います。

 中国の昇降機市場はインフラ整備を背景として、今後も継続的な成長が見込まれており、特にその中でも住宅向けエレベーターの拡大が期待されます。当社は伸張する中国昇降機市場において更なる積極的な事業展開を行うため、2005年4月に当社の中国における昇降機の販売・製造・据付・保守を行う東芝電梯(瀋陽)有限公司に新工場を建設。最新の自動生産ラインを導入し、従来比約3倍の年間約10,000台を生産することが可能となり、中国でも最大規模の昇降機生産拠点となりました。上海で運営している東芝電梯(上海)有限公司とあわせるとグループ全体で約16,000台の生産体制が完成しました。当社は、今回の大規模な増強を行った新工場の生産能力を活かすため、本展示会に最先端技術と新商品の展示し、注力している中国市場において拡販を図っていきます。

1.開催日程

2006中国国際電梯展覧会
 4月18日 10:00〜16:30
 4月19日 9:00〜16:30
 4月20日 9:00〜16:30
 4月21日 9:00〜13:00

2.主な展示の商品

①世界初のエレベーター磁気サスペンション「MagSus」コーナー

 当社が世界で初めて開発した磁気浮上制御を活用したエレベーター磁気サスペンション「MagSus」を世界で初めて展示会へ出展します。この技術は、永久磁石と電磁石で構成された複合形磁石ユニットにより、エレベーターのかごとガイドレールを接触させることなくエレベーターを走行させるため、レールの加工精度や据付状態に影響を受けないことから、従来のシステムよりも乗り心地を向上させ、快適な走行が可能となります。今回の展示では、試験タイプの模型と映像を用いて最新技術の紹介を行います。

②最先端技術コーナー

 最先端技術コーナーには、時速60.6Kmの「世界最高速エレベーター」と世界初の「階間調整機能付ダブルデッキエレベーター」の2つの技術を縮尺模型と映像で紹介します。当社は展示技術のような世界初・世界No.1という技術が評価され、現在上海で建設中の「上海環球金融中心」に高速エレベーターとダブルデッキエレベーターを納入する予定です。

③新製品・主力製品コーナー

 新製品・主力製品コーナーでは、省エネルギーで環境調和形商品であるマシンルームレスエレベーター「SPACEL−UNI」をはじめ、ユニバーサルデザインの積極的採用と省資源に繋がる「東芝エスカレーター(TEシリーズ)」の実物展示(試乗可能)を行っています。

 この他、「セキュリティーコーナー」「東芝グループ紹介コーナー」「東芝エレベータグループ紹介コーナー」にて、各取り組みを紹介しています。

本資料についてのお問い合わせ先:

東芝エレベータ株式会社 総務部総務広報担当TEL 044(331)7001