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ニュースリリース

2005-08-30

標準形マシンルームレスエレベーター「SPACEL−EX」のモデルチェンジについて
安全性・快適性を向上させる機能の充実と天井デザインを更新

エレベーター 安全 安心 新商品/新機能 新設

 当社(社長:下野政之、本社:東京都品川区)は、独自のシステムを採用した専用機械室不要(以下マシンルームレス)の標準形エレベーター「SPACEL−EX(スペーセルEX)」の安全面・快適面における機能向上を図るため多彩な機能を追加、天井デザインを更新し、本日から販売活動を開始します。

【背 景】
 マンションや中低層ビル向けの標準形エレベーターは、利用者をはじめとして建物管理者・設計者などの方々から、「安全性・安心感の向上」「ユニバーサルデザイン」「意匠性」「心地よい使いやすさ」など多様なニーズがあります。当社はこのような利用者およびお客様からいただいた幅広い声を参考にして、利用者の立場にたった製品開発や安全対策に取り組んでおり、この度「SPACEL−EX」の更なる機能向上を図るため、モデルチェンジを行いました。

【新商品の特長】
1.ドアまわりの安全性向上として「親切ドアシステム」を開発
 「親切ドアシステム」は、かご幕板に組み込まれたセンサーが、かごドア付近にいるお客様を感知すると戸袋に手を引き込まれないように、アナウンスによる注意喚起を行いドアをゆっくり開く「お知らせドアセンサー(有償付加仕様)」と、ドア開閉時かご幕板のドアサインが点滅し、チャイムと連動して注意を促す「お知らせドアサイン(有償付加仕様)」を組み合わせた、ドアまわりの安全性向上のお奨めプランです。

2.ユニバーサルデザインの積極的採用
 エレベーターを誰にでも使いやすく、乗降時における安全性を向上させるため「2D多光軸(マルチビーム)ドアセフティ」、「しきい間距離(すきま)を10mm」を標準装備仕様としました。

3.天井デザインのフルモデルチェンジ
 幅広い建物用途に対応できるように天井デザインをフルモデルチェンジしました(STD・DLXシリーズ)。7種類の天井バリエーション取り揃え、クラスを超えた上質なかご室デザインが、高級感のある快適なかご室空間をご提供します。

4.心地よい使いやすさを求めた快適機能を追加
 エレベーターを快適にご利用いただくため、買い物袋やちょっとした手荷物などを掛けることができる「コンビニエントフック(有償付加仕様)」やクッションに寄りかかってリラックスできる「ウエストパッド(有償付加仕様)」など新しい快適機能を追加しました。

【新商品の概要】

販売開始日 販売目標 販売価格
2005年8月30日 約5,000台/年間 住宅用・定員9人・速度90m/分停止階床7箇所の場合で1,400万円程度

【新商品の仕様】

用途 乗用 住宅用 寝台用
定員と積載 6人(450kg)
9 人(600kg)
11人(750kg)
13人(900kg)
15人(1000kg)
6人(450kg)
9人(600kg)
9人トランク付き
(600kg)
13人(850kg)
11人(750kg)
15人(1000kg)
定格速度 45m/分・60m/分・90m/分・105m/分

本資料についてのお問い合わせ先:

東芝エレベータ株式会社 総務部総務広報担当TEL 044(331)7001

お客様からのお問い合わせ先:

新設営業推進部TEL 044(331)7030