ニュースリリース

　当社（社長：下野政之、本社：東京都品川区）の中華人民共和国（以下、中国）における昇降機の販売・製造・据付・保守を行う東芝電梯（瀋陽）有限公司（総経理：丸尾達也、本社：中国遼寧省瀋陽市／以下、東芝電梯(瀋陽)）は、昨年の４月８日より工場の建設を進めておりましたが、この度工場が完成し、本日より生産を開始します。

　完成した東芝電梯（瀋陽）の新工場は、継続成長が見込まれ、非常に重要な市場である中国の昇降機市場において、早急に増産体制を整える必要があったため工場の建設を計画。最新の自動生産ラインを導入し、従来比約３倍の年間約１０，０００台を生産することが可能となり、中国でも最大規模の昇降機生産拠点となります。上海で運営している東芝電梯（上海）とあわせるとグループ全体で約１６，０００台の生産体制が完成しました。また、新工場での迅速な生産立上げと品質確保を支援するため、４月１日付の当社の組織改正で「中国室」を新たに設けました。

　また、新工場はコンポーネント生産能力もあわせて強化し、将来的には東芝電梯（上海）および当社の日本における製造拠点である府中工場・姫路事業所などのグループ各拠点へのコンポーネント供給拠点としても機能させ、今後はこの工場を中心に中国およびアジアにおける総合的な生産体制の構築を目指します。

　当社は、今回増強した生産体制を活かして中国における受注活動を積極的に展開し、更なるシェアアップを図ります。

【 東芝電梯（瀋陽）の概要 】