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ニュースリリース

2003-07-15

遮煙のりばドア「Smokeproof<スモークプルーフ>」の商品化について
特別な昇降路用防火設備なしで、煙を防ぐエレベーターのりばドア

エレベーター 安全 安心 改修・リニューアル 新商品/新機能 新設

 当社(社長:西岡浩史、本社:東京都品川区)は、建築基準法の改正に対応した遮煙のりばドア「Smokeproof<スモークプルーフ>」を独自開発し、国土交通省大臣認定を取得(大臣認定番号CAS−0074)、本日より販売を開始します。製品のページはこちらです。

【1.商品化の狙い】
 2000年6月に施行された改正建築基準法により、エレベーター昇降路には遮煙性能を持つ「防火設備の設置」が義務付けられました。この法改正により建物側で新たに特別な防火設備工事が必要となりましたが、当社はお客様の強い要望に応えるため、別途に必要となりましたエレベーター用防火設備を不要とする「エレベーター遮煙のりばドア」を短期間で独自開発。(財)建材試験センターにおいて遮煙性能試験に合格し(5月23日)、この度、国土交通省大臣認定を取得しましたので(7月10日)、本日より販売を開始いたします。

【2.新商品の特長】

1.特別な昇降路用防火設備が不要
 のりばドアと三方枠に特殊気密材を設けることにより、優れた遮煙性能を実現しました。これにより防火戸やシャッター等の特別な昇降路用防火設備の設置が不要となり、建築コストの削減が図れます。

2.耐久性と静寂性を兼ね備えた特殊な気密材を採用
 円滑なドア開閉を実現するため、のりばドア部分の気密材には、耐久性と静寂性に優れたフッ素ゴムを採用。摩擦抵抗の削減を行なうことにより、高い耐久性を保持しています。本商品の耐久性については、社内検証により開閉120万回以上の寿命を確認しています。

3.従来どおりの昇降路寸法で設置可能
 昇降路や出入口開口の特別な寸法変更は必要ありません。
 従来どおりの寸法(間口・奥行・高さ)で設置可能です。

4.幅広くのりばドアのデザインに対応
 防犯窓付きのりばドアや幕板とのりばドアを面一に仕上げるデザインなど、幅広いのりばドアのデザインに対応可能です。

5.エレベーターリニューアル工事にも対応
 エレベーターリニューアル工事にも従来どおりの昇降路寸法で対応可能です。
 本商品により遮煙性能が高まり、建築物の機能向上が図れます。

【3.新商品の概要】

商品名 東芝エレベータ 遮煙のりばドア「Smokeproof<スモークプルーフ>」
販売開始日 2003年7月15日
販売価格 50万円/1階床(標準形基本仕様の場合)
販売目標 12,000ヶ所/年

本資料についてのお問い合わせ先:

東芝エレベータ株式会社 広報室TEL 044(331)7001

お客様からのお問い合わせ先:

新設営業推進部TEL 044(331)7030