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ニュースリリース

2003-03-24

専用機械室不要の標準形エレベーター「New SPACEL」の商品化について
バリアフリー化に対応するユニバーサルデザインを採用

エレベーター 安全 安心 新商品/新機能 新設

 当社(社長:西岡浩史、本社:東京都品川区)は、近年のバリアフリー化商品の市場ニーズに対応し、ユニバーサルデザインを採用した専用機械室不要(以下マシンルームレス)の標準形エレベーター「New SPACEL(ニュースペーセル)」を企画・開発し、3月24日から販売を開始いたします。 製品のページはこちらです。

 当社は、1998年8月に国内で初めてマシンルームレスのエレベーター「SPACEL(スペーセル)」を商品化しました。その後、マシンルームレスのエレベーターは建築物の設計の自由度アップ、省スペース、消費電力の低減等に大きく貢献する新タイプのエレベーターとして広く普及し、現在では国内の新設市場において75%を占める業界標準となっています。

 新製品は、「誰にでも使いやすいエレベーター」というコンセプトのもとにユニバーサルデザインの考え方をさらに追求し、これまで好評を得てきた「SPACEL(スペーセル)」を初めてモデルチェンジ、商品化したものです。使いやすさを追求した「大形ボタン」や認識のしやすさにこだわった「凸文字ボタン」の採用、さらに車椅子や病院のでストレッチャー移動を考慮してエレベーターのしきい間距離を10mm*(従来のしきい間距離は30mm)に短縮するなど、使いやすさ、わかりやすさにこだわりました。
*エレベーターのしきい間距離10mmは有償付加仕様

 新製品の標準価格は、住宅用・定員9人・速度毎分60メートル・7ヵ所停止の機種の場合に約1,100万円で、年間4000台の販売を見込んでいます。

【新商品の特徴】

1. さらに使いやすく、ユニバーサルデザインに対応した表示装置

  • 使いやすさにこだわった「大形ボタン」(従来比1.4倍)
  • 多くの方々に検証していただき認識のしやすさにこだわった「凸文字ボタン」の採用
  • ボタン自体をはっきり、見やすくしたハイコントラストの「ボタン枠」の採用
  • 誰にでも分かりやすく「ドア開閉ボタン」「非常呼びボタン」のひらがな表記を採用
  • 間違えを防止する、一回り大きい「ドア開ボタン」と緑色の大形ボタン枠を採用
  • 選べる行先階ボタンの形状(基本仕様:丸形、有償付加仕様:角形)
  • 見やすさにこだわった大形インジケータの採用(従来比:1.4倍)

2.安心感をアップした「しきい間距離」10mm(ランニングクリアランス)(有償付加仕様)
※ 車椅子や病院のストレッチャーの移動を考慮し、しきい間距離を10mmまで縮めることが出来ます

3.かご操作盤の選べる「フェースプレートカラー」(有償付加仕様)

4.「フルハイトミラー」(有償付加仕様)
※ 車いすの方が乗りやすいよう、天井から床まで繋がるフルハイトミラーをご用意しました。

5.「大形防犯窓」(有償付加仕様)
※ かご内からも、のりばからも大きく見渡せ、防犯効果が期待できる大形防犯窓

6.ユニバーサルデザイン対応パッケージプランのご提案

商品名 New SPACEL(ニュースペーセル)〈ユニバーサルデザイン〉
販売開始日 2003年3月24日
販売価格 住宅用・定員9人・速度60m/分 7ヵ所停止の機種で1100万円程度
用途 乗用 住宅用 寝台用
定員と積載 6人(450kg)
9人(600kg)
11人(750kg)
13人(900kg)
15人(1,000kg)
6人(450kg)
9人(600kg)
9人トランク付き
(600kg)
11人(750kg)
15人(1,000kg)
定格速度 45m/分・60m/分・90m/分・105m/分

本資料についてのお問い合わせ先:

東芝エレベータ株式会社 総務部総務広報担当TEL 044(331)7001

お客様からのお問い合わせ先:

新設営業推進部TEL 044(331)7030