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ニュースリリース

2001-04-17

ハードディスクレコーダー式防犯カメラシステムの商品化について
業界初の液晶モニター付ワイヤレスリモコンによる画像確認・録画検策機能を搭載

エレベーター デジタル/AI 保守 安全 安心 改修・リニューアル 新商品/新機能 新設

 東芝エレベータ株式会社(社長:西岡浩史、本社:東京都品川区)は、業界初の液晶モニター付ワイヤレスリモコンによる画像確認・録画検策機能付防犯カメラシステム「ニュートスミールHT」を商品化し、4月17日から販売を開始します。

 新商品は、当社従来比(*1) 5倍の30ギガバイトのハードディスクドライブを記憶媒体として採用し、人感センサー付ドームカメラと組み合せて、乗客がエレベーターを利用する時のみ稼動させることにより、約1ヶ月間の録画(*2)をすることができます。また、業界初の液晶モニター付ワイヤレスリモコンで操作できるため、従来のカゴ上搭載型ハードディスクレコーダーシステムと異なり、ユーザー自身が必要に応じてかご室内で画像確認を行うことができます。さらに、録画データーはテレビモニターやビデオデッキに接続して再生可能なほか、パソコンへの画像データーの保存も可能です。

 本システムは、エレベーターかご室内をはじめ、ビル・マンション等の監視用防犯カメラシステムとして利用することができます。当社は、従来のタイムラプスビデオに置き換わるものとして積極的に拡販し、トータルなビルシステムソリューションへの展開を図っていきます。

 当社は、2001年1月1日、株式会社東芝から昇降機事業の全部門の移管を受け事業を再構築しました。これにより、昇降機事業の企画から開発、設計、製造、販売、保守サービスまで一貫した体制を構築し、事業規模の拡大を図っています。

*1:当社が99年12月に発売した「デジタル・ニュートスミール」(6ギガバイト)との比較。
*2:毎秒1コマ録画・エレベーター稼働率25%で試算、乗客の有無に関わらず連続録画の場合は約1週間録画。

【新製品の概要】

製品名 販売開始
日時
セット価格(税別) 販売目標
ニュートスミールHT 4月17日 販売価格(工事費込み)
400,000円
10,000台
リース(5年間、メンテナンス付)
9,000円(月額)

【開発の背景とねらい】
 去年一年間ではマンションなどの集合住宅においての侵入事件は68,000件以上もあり(警察庁まとめ、一昨年比約63%増)、セキュリティ意識の高まりとともに、マンション等の販売においても防犯設備の装備が重要となってきています。

 当社は、こうしたニーズに対応し、96年末に防犯カメラシステム「ニュートスミール」の商品名で販売を開始し、99年末にはハードディスクレコーダーを採用したシステムを導入しました。今回、さらに、業界初の液晶モニター付ワイヤレスリモコンでの操作が可能とし、録画した映像の扱いを容易にしました。

【新製品の主な仕様】

機器名 カラードームカメラ
形名 DCA−1
電源 DC12ボルト、消費電力3ワット
カメラ 1/4インチCCDカメラ・27万画素(有効画角水平105°、垂直77°)
外形寸法 100×72×153ミリメートル
機器名 ハードディスクレコーダー
形名 HDR−10
電源電圧 DC12ボルト、消費電力25ワット
録画容量 30ギガバイト
連続録画可能時間 167.2時間(スタンダード 1コマ/秒)
外形寸法 190×90×260ミリメートル
機器名 ハンディターミナル
形名 HHT−1
装備 2.5インチTFT液晶
容量 標準16メガバイト(スタンダード画質で64枚画像保存)
外形寸法 100×46.5×212ミリメートル

本資料についてのお問い合わせ先:

東芝エレベータ株式会社 総務部総務広報担当TEL 044(331)7001

お客様からのお問い合わせ先:

フィールド事業企画部TEL 044(331)7038