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よくわかるエレベーターと建物のこと

リニューアル

ビルオーナー編 Vol.3

将来を考えた修繕計画とは?

ビルオーナー・戸谷さん

Q.今回は具体的に、修繕計画の立て方や支払い方法について聞きたいんですが、詳しく教えていただけますか?

プロフェッショナル

A.このまえの戸谷さまのビルの総合診断結果から、このようなものを作ってみました。特に劣化が見られる、屋上塗装・エレベーター・給排水設備・外壁修繕の4項目について、修繕周期実施の難易度、テナント・お客さまの印象変化度、財布へのやさしさ度を記号で表してみました。

いかがでしょうか?
戸谷さまの場合、まずはエレベーターや外壁修繕等の、テナントの方々が毎日利用したり、目にするものから行うのが良いかと思われます。
その後で屋上塗装や給排水設備等のあまり目が触れない部分を行っていくと良いでしょう。おおまかにはこういった感じですが、今後、より細かな各設備の建物診断を行って、建物になるべく負荷がかからない工法や工程を検討するなど、まずは綿密な修繕計画を立てて行くことが重要ですよ。
続いてお支払いについてですが、東芝エレベータでは、IBJL東芝リースと提携しており、手軽にローンを組むことが可能です。一度の多岐にわたる工事や、急に発生した修繕の思わぬ出費でも、毎月安定した一定額で支払っていくことが出来ますよ。

Q.ローンでの支払いはうれしいですね! 今まで積み立てた修繕費も、それほど十分余裕があるわけではないので、とても助かります! ところで修繕工事をしますと、エレベーターなんかがしばらく使えなかったり、工事がうるさかったりして、テナントさんや来て下さるお客さんに迷惑がかかるんじゃないかと心配しているのですが、何か良い方法はありますかな?

A.工事計画を事前にしっかり立て、丁寧にご説明することで、テナントさまやお客さまになるべく迷惑をかけずに工事を行うことが可能です。
まず工事計画を綿密に練ることで、無駄を省いた工事にすることができ、工期を短縮できます。例えば、エレベーターリニューアルの場合、通常は全撤去リニューアルでは約25日~30日くらいかかりますが、お客さまの機種の状態に合わせて温存できる設備や装置を残して工事を行う、準撤去リニューアルにすることで、工期を約15日~20日に縮めることが可能です。またその分コストも下げられますよ。

ここが重要

工事期間は短縮することが可能・・・
機械室機器を主体に交換、制御に関する機器の入れ替えを行う制御リニューアルでは、工期をさらに短い約5日~10日で完了することが可能です。

A.日中に工事が長い間続くと、テナントさまの営業に支障が出たり、来て下さるお客さまに迷惑がかかってしまいます。そこで、夜間などの営業時間外を利用して作業を行い、日中の工事を必要最低限に減らすことで、極力迷惑をかけないようにすることも可能です。
また、テナントさまや近隣の方々にご理解・ご協力を頂けるよう、工事説明などもしっかりとお手伝いさせていただきます。

Q.工事説明もしっかり手伝ってくださると聞いて、安心しました。早速テナントさんのために、修繕計画を練りたいと思います。いろいろとありがとうございました。

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