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人気のエリアなのに分譲マンションが売れない…

水害時の不安を払しょくし、
竣工前に完売できた理由とは?

R不動産 企画室

マンション選びのポイントのひとつに、災害発生時の不安として、エレベーターの復旧状況があがっている。

課題

モデルルームのアンケートに書かれていた、お客様の不安に愕然…

首都圏から近く、人気のベイエリアに分譲マンションの販売を手掛けることになったR不動産。モデルルームへの来客は順調でしたが、契約にはなかなか至りませんでした。記入してもらったアンケートを細かく見てみると、立地、特に海抜が低いということに対して、災害発生時の住環境を不安視する声が多くあがっていました。その中でも、水害が起きたときのエレベーターの復旧について「大丈夫なのか?」というコメントが目立ちました。

15階建てマンションで長期間のエレベーター停止は、絶対にありえない!とのお客様の声

お客様の不安を早急に払しょくするため、企画室のT氏は同様のケースはないかなど、情報収集を急ぎました。その時の状況をT氏は次のように語りました。

「いろいろと調べた結果、実は近隣のマンションでも販売時に水害発生後のエレベーター復旧について不安視する声が数多くあがっていました。今回のマンションは15階建てなので、長期間のエレベーター停止は避けなければならなかったのですが…」(T氏)

具体的な対応策がなかなか見いだせないまま時間ばかりが過ぎていき、マンションの販売のほうも住居者が決まらず、企画室は途方に暮れるばかりでした。

課題のポイント

  • 人気エリアの分譲マンションにも関わらず、販売が思わしくなかった

  • 主な理由として、海抜が低いため水害後のエレベーター復旧状況を不安視していた

  • 改善策を求め情報取集を急いだが、具体的な対策が見いだせなかった

解決

解決のポイント

  • 巻上機、制御盤などが昇降路上部に設置されている、機械室レスエレベーターを見つける

  • 浸水時、交換部品を最小限に抑えられるため、復旧までにかかる期間を短くできる

  • お客様からも安心の声が広がり、竣工前に完売できた

巻上機や制御盤が建物の上部に?水害に強いエレベーターで竣工前に全部屋完売!

Webでの情報収集を進めるなか、T氏は東芝エレベータの機械室レスエレベーターという気になるワードを見つけました。

このエレベーターは、巻上機や制御盤を建物の上部に設置しており、他の多くの機械室レスエレベーターと異なる特徴を持っています。そのため、ピット内の機器が水没した場合でも交換部品は最小限に抑えられ、かつ主要機器は被害を受けないので復旧が早くなります。それにより復旧費用が抑えられるというメリットもありました。

早速、T氏は東芝エレベータに問い合わせをして詳しく説明をしてもらうことにしました。

「まさに今回の問題を解決するのに十分な情報でした。すぐに東芝エレベータに提案書を書いてもらい、その情報を今回担当する建設会社にも共有して、採用を検討してもらうように強くお願いしました」(T氏)

協議を重ねた結果、東芝エレベータの機械室レスエレベーターを採用する方向で話が進みました。

モデルルームでも、この機械室レスエレベーターが採用されていることを大々的に宣伝することで「水害時に強いエレベーター」をアピールでき、お客様からも「これなら安心だ」という声を多く耳にするようになりました。その結果、竣工前に全部屋が完売となりました。

T氏は今回の経験を生かし、同様の他の案件でも東芝エレベータに相談に乗ってもらっています。

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