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ニュースリリース

2021-02-16

衛生機能、意匠を拡充した新製品「SPACEL」を発売

~抗菌・抗ウイルス機能を強化した環境配慮型エレベーター~

東芝エレベータ株式会社(社長:柳瀬悟郎、本社:神奈川県川崎市)は、抗菌・抗ウイルス機能を強化し、最新の建築トレンドを取り込んだ新意匠のラインアップを拡充した、マシンルームレスエレベーター「SPACEL」(スペーセル)を本日から発売します。

当社は1998年に国内初となる標準形マシンルームレスエレベーター「SPACEL」を発売して以来、巻上機上部設置方式を採用し、災害に強いエレベーターをコンセプトに製品開発を進めてきました。本製品は、2016年1月に発売した、省エネ性能と環境性能に優れた標準形マシンルームレスエレベーター「SPACEL-GRⅡ」の後継機種です。従来機種に採用した先進技術に加え、エレベーターを清潔に保つための衛生清潔仕様や意匠ラインアップを拡充しました。

新機種には新型コロナウイルス感染症防止対策として、エレベーターかご内用品の抗菌・抗ウイルス加工や、非接触ボタンが採用できます。また、イオン発生装置を標準装備し、かご内リフレッシュ機能を採用することで、換気機能をさらに強化できます。

意匠面では、最新の建築トレンドを取り入れた新しいデザインの天井や操作盤を新たにラインアップし、8.4インチの新大形液晶インジケータには、非常時の四カ国語表示や移動時間を直感的に感じられるプログレスリングなど、より利用者視点での快適なエレベーター空間を目指しました。

さらに、持続可能な社会の実現に向けたSDGsへの取り組みとして、環境性能の高いエレベーターを目指し、据付現場での有害物質(ヒューム)の発生を抑えるため、標準形エレベーターとして国内初(当社調べ)となる、溶接レス工法を新たに開発し、建築現場での環境改善にも貢献いたします。

【新製品の特長について】

1.衛生・清潔対策

1)非接触ボタン(有償付加)

直接操作ボタンに触れずにボタン登録ができる、センサーによる非接触ボタンを採用しました。

2)かご内リフレッシュ機能拡充(有償付加)

エレベーター内の空気を入れ替えるため、利用後、次の呼び登録がない場合であれば、30秒間、戸開した状態でかご内のファンが強い風量で自動換気する機能をさらに拡充しました。

3)抗菌・抗ウイルス加工(有償付加)

従来から採用している抗菌凸文字ボタン(SIAA認証済・基本仕様)に加え、操作ボタン、操作盤、ステンレス製手すり、側板、ドアなどに抗菌・抗ウイルス加工(SIAA認証済)が可能となりました。また、消臭や菌、ウイルスの抑制効果がある光触媒、東芝マテリアル製「ルネキャット®」を塗布した保護マットもラインアップしました。

4)イオン発生装置

菌、ウイルスの抑制効果があるイオン発生装置を標準装備し、エレベーター利用後、一定時間換気装置を継続して作動します。

2.エレベーターかご内の意匠を拡充

1)8.4インチ フルカラー大形液晶インジケータ

大形液晶インジケータには、エレベーター運行時の動きに合わせて、階床表示を中心に、円を描くプログレスリングを採用しました。次の停止階に到着した際に、プログレスリングが一周します。次の停止階までの移動時間を直感的に感じることができる機能です。また、様々な利用者を想定し多言語対応しました。

2)建築トレンドにあわせた新天井とカラーバリエーションの拡充

間接照明やルーバーを採用したデラックス照明を新たにラインアップ。さらに、スタンダード照明のサイズを拡大して明るさを向上しました。また、側板のバリエーションを刷新し、ツートーンインテリアに対応。前後の側板(かごドア、幕板、背面側板)と左右の側板の色をセットで変更できます。照明と内装を組み合わせて、「Natural」「Stylish」「Authentic」をテーマに、居心地の良い空間創りをめざしました。

3)機能性が向上した新操作盤

用途にあわせたボタン形状の見直しや、視認性を向上させました。表示項目については、日英併記(グローバル対応)するなどユニバーサルデザインに配慮し、様々な利用者が使いやすい操作盤を目指しました。

3.安全・安心・快適性向上

1)安全・安心の巻上機上部設置方式

当社は1998年に国内初となるマシンルームレスエレベーターを発売して以来、巻上機上部設置方式を採用しております。万一、昇降路に水が流れ込んだ場合でも、主要機器である巻上機や制御装置が水にさらされにくい構造で、水害時の復旧作業が早く、さらに復旧させるコストを抑えることが可能となります。

2)非常時の四カ国語対応

地震などの非常時には、かご内の大形液晶インジケータに視認性の高いピクトグラムに加え、日本語・英語・中国語・韓国語で案内が表示されます。また、同時に日本語、英語、中国語、韓国語の四カ国語の音声アナウンスを行います。

3)地震時におけるエレベーター自動復旧運転機能プラス※1(保守契約メニュー)

エレベーターの主要機器に加速度センサーを設置し、それぞれの機器に加わる揺れを直接計測する方式の地震時自動復旧運転機能が採用できます。これにより、地震で運行を休止したエレベーターの仮復旧運転を行う確率が、従来機能と比較して20%※2向上しました。

※1当社との保守契約が必要となります。また、仮復旧運転を開始しても当社技術者による安全確認を行い本復旧する必要があります。
※2当社シミュレーションによる試算となります。

4.SDGsへの取り組み

東芝グループの事業活動を通じて、社会の発展に貢献していくという変わらぬ信念は、持続可能な社会の実現を目指すSDGsの方向性に合致しています。東芝エレベータとしても、事業活動を通じてより一層SDGsの達成に貢献すべく、環境負荷の低減と安全・安心・快適の両立を進めます。

事業活動を通じての取り組みの一例として、新機種から標準形エレベーターでは国内初(当社調べ)となる据付現場での溶接レス工法を採用いたします。溶接レスによりヒューム※3などの熱源や紫外線の発生を軽減することが可能となります。

※3ヒュームとは、アーク溶接時に溶けた金属が蒸気となり、空気中で冷やされ、微細な粒子になったものです。

>東芝マシンルームレスエレベーター SPACEL <スペーセル>はこちら

【新製品の概要】

販売開始日 販売目標台数 参考価格
2021年2月16日 約5,000台/年間 住宅用・定員9人・速度60m/min
停止階床5箇所の場合で概ね1,200万円