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ニュースリリース

2006-11-06

「キャラバンカー」に最新の地震時対応機能を紹介するコーナーを新設
全国巡回 二巡目始まる!

エレベーター CSR 安全 安心 投資 改修・リニューアル 新商品/新機能 新設 遠隔技術

 当社(社長:下野政之、本社:東京都品川区)は、エレベーターにおける地震対策を一層マンションや集合住宅にお住まいの方々に情報提供するため「キャラバンカー」に最新の地震時対応機能を紹介するコーナーを新設、11月より二度目の全国巡回を開始します。

 昨今、首都圏直下型地震をはじめ、東海・東南海・南海地震の発生が懸念されているなか、建物における縦の交通機関であるエレベーターにおいても耐震対策の必要性が増していることから、当社は今年7月、国土交通省のエレベーター地震防災対策(新方針案)に対応する「緊急救出運転」「自動復旧運転」「リスタート運転」などの機能を新たに商品化して、販売活動を開始しました。一方、こうした中で当社は今まで以上に平常時から利用者や建物管理者の方々に対して地震に関する情報提供を行なう必要があると考え、「キャラバンカー」や地震時の対処方法をお伝えするパンフレットの配布、社外ホームページによる地震情報の発信などにてコミュニケーションを図ってきました。

 今回、「キャラバンカー」内に新設したコーナーでは、当社が7月より販売している最新の地震時対応機能の「緊急救出運転」および「自動復旧運転」を紹介するアニメーション映像と実物の地震感知器を連動させて、参加者に体験いただきながら機能を紹介します。具体的には、展示しているS波感知器を参加者に手動で揺らしてもらい地震時管制運転装置を働かせ、それに反応してS波感知器の背面に設置したTVモニターに最新の地震時対応機能を紹介するアニメーション映像が流れるという設定になっています。この新設コーナーは、所要時間5分程度で見学いただくことが可能です。また、このアニメーションは当社社外ホームページ「地震リスクコミュニケーション」より閲覧いただくことも出来ます。

 当社は、昨年10月に業界初となる地震時管制運転が体験できるエレベーター実機を搭載した「キャラバンカー」を製作して以来、この1年間全国各地で約100回の開催、約5千人への説明を実施してきました。当社は今後も「キャラバンカー」を中心として更に地震に関する情報提供を進め、過去の耐震指針(※1)のエレベーターにおける耐震対策および地震時管制運転装置の設置を推奨していきます。

※1:1972年制定の「昇降機防災対策標準(旧耐震指針)」および1981年制定の「エレベーター耐震設計・施工指針(新耐震指針)

キャラバンカーのご紹介ページ
新地震対応機能の紹介ページ
地震時管制運転の紹介ページ

本資料についてのお問い合わせ先:

東芝エレベータ株式会社 総務部総務広報担当TEL 044(331)7001