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ニュースリリース

2004-06-16

標準形マシンルームレスエレベーター「SPACEL−EX」の新タイプ商品化について
住宅用および寝台用タイプを新たにラインナップへ追加

エレベーター 安全 安心 新商品/新機能 新設

 当社(社長:西岡浩史、本社:東京都品川区)は、独自の新システムを採用した専用機械室不要(以下マシンルームレス)の標準形エレベーター「SPACEL−EX(スペーセルEX)」に従来から販売しております乗用タイプに加え住宅用および寝台用タイプを追加し、本日から販売活動を開始します。

【背景と狙い】
 当社は、1998年8月に国内で初めてマシンルームレスエレベーター「SPACEL(スペーセル)」を商品化しました。その後、マシンルームレスエレベーターは、建築物の設計自由度のアップ、省スペース、消費電力の低減などに大きく貢献する新タイプのエレベーターとして広く昇降機業界に普及し、現在では国内の新設市場において約6割(*1)を占める業界標準となっています。

 エレベーターは、その用途や構造によりオフィスビル向けを中心とするタイプ(乗用)、住宅ビル向けを中心とするタイプ(住宅用)、その他(寝台用、荷物用等)がありますが、2003年8月「SPACEL−EX(スペーセルEX)」はこのうちの乗用タイプについて省エネルギーや環境性をさらに追及し、当社独自の新技術によるフルモデルチェンジを行い、販売いたしました。そして今回、より幅広い建物の需要に応えるため、住宅用タイプ、寝台用タイプを追加し、「SPACEL−EX」の販売を更に強化してまいります。また、新ラインナップも乗用タイプと同様、特殊呼び登録機能(非接触ICカード・指紋認証・顔認証)やオートロック・インターホン連動システム等のセキュリティシステム(有償付加仕様)を設けることができます。

*1:社団法人エレベータ協会の「02年度調査」によると、新設の全エレベーターに占めるマシンルームレスタイプの比率は57%

【新製品の概要】

販売開始日 販売目標 販売価格
2004年6月16日 3,500台/年間
(住宅用・寝台用 合計)
住宅用:
定員9人・速度90m/分、10ヶ所停止の機種で1,500万円程度
寝台用:
定員15人・速度60m/分、6ヶ所停止の機種で1,650万円程度

【新製品の仕様】

用途 乗用(発売中) 住宅用 寝台用
定員と積載 6人(450kg)
9人(600kg)
11人(750kg)
13人(900kg)
15人(1000kg)
6人(450kg)
9人(600kg)
9人トランク付き
(600kg)
13人(850kg)
11人(750kg)
15人(1000kg)
定格速度 45m/分・60m/分・90m/分・105m/分

本資料についてのお問い合わせ先:

東芝エレベータ株式会社 広報室TEL 044(331)7001