災害時こそチームワークの力で
東芝エレベータは、現在、エレベーターの運転状況の監視・遠隔点検などを行う
「サービス情報センター」を東日本と西日本それぞれで稼働しています。加えて専門の
「メンテナンス技術者」が在籍する約230カ所の拠点を全国各地に設け、日本全域を幅広く網羅するサービスネットワークを構築し、
24時間365日体制でお客さまの安全を見守るとともに即座に現場へと駆けつける体制を整えています。

全国に拠点があることのメリットは、
拠点間同士の力を合わせた対応ができることです。国内で度々発生する震災や水害の際も、近隣地域はもちろん全国から「メンテナンス技術者」を応援部隊として派遣、
いち早い設備の復旧と暮らしの再開に尽力しています。
部品の破損、操作系統のトラブルなど、被災状況によってエレベーターの状態もさまざまですが、
教育を受けた技術者が自社製品を見るわけですから、
問題点がどこかにあるかの見極めもスムーズです。
また、数百戸数を抱える大規模マンションの復旧など、単純に人手が必要な場合も、
複数人のチームで対策を講じ、効率的な分業と情報共有を行いながら、いち早い復旧の糸口を探りだしていきます。
日本は地震大国とも言われています。いつ何かが起きてもおかしくありません。だからこそ東芝エレベータでは緊急事態に適切な動きがとれるように、あらかじめ対処法について議論を重ね、
日頃から継続的なトレーニングが行われています。
情報を集約し、効率的なサポートを実現
24時間365日体制で運用されている
「サービス情報センター(SIC)」は、故障や災害などの対応から、緊急時におけるお客さまからの電話受付など、文字通りすべての情報が集約する中枢部です。トラブルの際も、独自の地図システムを活用しながら対策が必要な現場を特定、そこに最も近い場所にいる技術者への出動の指示も行われています。