サンフローラ宮前平 神奈川県川崎市
スムーズな乗り心地と最新の安全性能!お客様の声を伺い、最適なエレベーターリニューアルをご提案
ファミリー層に人気の東急田園都市線沿線。サンフローラ宮前平は、宮前平駅から徒歩2分という好立地に建つマンションだ。「走行時の音や乗り心地が気になる」というオーナーの声を受け、エレベーターのリニューアルを実施した。
エレベーター
マンション
ロープ式
住宅用
制御
築29年が経ち、経年劣化が気になるように
東急田園都市線の宮前平駅から徒歩約2分の立地。駅からはアップダウンもなく、目の前にスーパーもあるため入居者需要の高い物件です。現在はご夫婦やご家族を中心に19世帯が入居。2017年7月にエレベーターをリニューアルした理由は、かご内の傷、走行時の音、乗り心地などが気になっていたからです。建築関係の仕事に従事する知人からも「動きが少し不安定」と言われ、経年劣化による性能限界を感じていました。
建築基準法施行令の改正により、エレベーターの安全基準も見直されていることも知りました。東日本大震災の際にエレベーター内に閉じ込められた事故も記憶に新しく、最新の地震対策や安全性の向上が必要だという意識もありました。リニューアルによって、戸開走行保護装置や地震時管制運転、停電時自動着床装置、耐震補強対策などの機能も装備すれば安全性も向上できると考えました。
■太田 順之氏(マンションオーナー)有限会社 池田屋OFFICE 代表取締役
不満が解決して安全性能も向上
リニューアルの内容は、制御機器を中心に更新する「制御リニューアル」です。制御に関する機器を入れ替える一方で、かご室や乗り場は従来品を活かしつつ、かご室の内装を交換することで見た目も洗練されました。約2週間の工事期間でしたが、住人からのクレームもなくスムーズに終わりました。
リニューアル後のエレベーターはとにかく音が静かで、反応が早く、速度が上がったように感じます。さらに以前は乗り降りの最中にドアが閉まり始めると、体に触れるまでドアが閉まり続けたのですが、リニューアル後は赤外線センサーが感知し、体に接触することなくドアが再び開くようになりました。押しボタンも大きくなって見やすく押しやすくなりました。住人からも内装の明るさが好評です。
従来のかご室を活かし、内部の側板を交換、天井照明をLEDにすることで、費用は抑えつつリフレッシュ。
見やすいデジタル階床表示に加え、振り向かずにかご内を見渡せる広角ミラー付き。
乗り場インジケーターボタンは「表示が大きくて見やすくなった」と住人からも好評。
制御の鍵を握る巻上機をリニューアル。スムーズな乗り心地を実現した。
メーカーの立場から
遠隔監視メンテナンスと人的点検で効率よく安全管理
リニューアル前は毎月点検がありましたが、リニューアル後は毎月の遠隔点検と3か月に1回の人的点検になりました。点検のために日中にエレベーターが停止する回数も減ったため利便性は向上しています。遠隔監視メンテナンスでは、弊社のサービス情報センターがエレベーターの運転状況や機器の動作状況を常時把握。故障・異常の検出をはじめ、24時間・365日体制でエレベーターを見守り続けます。万が一、エレベーター内に閉じ込められた場合にも、サービス情報センターと直接通話できるので安心です。
月1回の遠隔点検の際は、遠隔操作によって夜間にエレベーターを走行させて点検し、わずかな状態の変化も瞬時にキャッチします。人的点検の頻度は減りましたが、ご利用者の安全・安心・快適をしっかりと見守っていますのでご安心ください。