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和泉市 和泉シティプラザなど[空調/LED照明他建物設備]
補助金活用ESCO事業
大阪府和泉市いぶき野5丁目・府中町2丁目

市民の方々に、より快適な公共サービスを提供するために。
「第4次和泉市地球温暖化対策実行計画」に沿った、環境に配慮した更新。

個性が息づく人気の先進自治体。

トカイナカ(都会+田舎)をシティプロモーションのキャッチフレーズとし、豊かな自然風景を残しながらも大阪市内から近く、都会と田舎が融合する和泉市。住宅情報サイトによる近畿圏版「買って住みたい街」ランキングに「和泉中央」エリアが上位にランキングされるなど、特に働き盛りの子育て世代に高い人気を誇っています。また、環境問題に対する先進自治体として、さまざまな対策を展開していることでも知られています。

  • 教育・文化・スポーツ

令和元年度[経済産業省 エネルギー使用合理化等事業者支援事業]
ESCO事業/シェアード・セイビングス契約/契約期間12年

省エネルギーや環境問題を重要視する、先進自治体の取り組みを注目のESCO事業でお手伝い。

仕様

構造

和泉シティプラザ:地上5階建・地下2階/延べ面積24,543㎡
和泉市コミュニティセンター:地上4階建/延べ面積2,723㎡

工事期間

2019年10月~2020年3月

背景

和泉市では、かねてより地球温暖化に関する国内外の動向などを踏まえ、積極的に地球温暖化防止に関する実行計画を策定。市内の公共施設を効果的・効率的に維持管理することとして、さまざまな取り組みを通じて、熱心に庁舎の省エネルギー化や環境保全活動を進めていた。

課題

照明の球切れや空調設備の故障などへの対応が、職員の日々の施設管理活動を圧迫。和泉シティプラザおよび和泉市コミュニティセンター両施設の、老朽化した設備の更新と維持・管理が求められていた。

ご提案

補助金提案

経済産業省が公募する補助金の活用をご提案。より効果的に省エネルギーを達成する事業として認可される。

省エネ提案

LED照明は器具一体型で更新。シティプラザの熱源更新基本システムは、ガス吸収式冷温水器+空冷ヒートポンプ式熱源機の最適ハイブリッド方式。コミュニティセンターは電気式空冷チラーを採用。運用状態が把握でき、電気代節減と省エネ意識向上に直結するBEMSを導入。

設備・運用提案

東芝エレベータが全体提案し、ファイナンスはみずほ東芝リース、照明設備は東芝ライテックが担当する、東芝のグループ総合力を活かしたご提案。

実施内容

施設全体の省エネルギー化を総合的に見つめ、効率的・安定的に推進させる機器やシステムを導入。

主なESCO事業メニュー 和泉シティプラザ 和泉市コミュニティセンター
LED照明化 3,222台 263台
熱源機器更新 ハイブリッド型
(チラー8台・ガス1台)
オール電化型
(チラー8台)
空調機器更新 6系統
(室外機6台・室内機20台)
遮熱フィルム 837.8㎡
節水器具導入 205系統 49系統
エネルギー消費見える化 BEMS導入 BEMS導入

主な更新として、空調熱源設備は従来の燃焼式から高効率電気式空調(空冷HPチラー)へ。照明設備は、蛍光灯から省エネ・デザイン性に優れたタイプに更新。

電気式空冷チラー

LED照明

LED照明

空調吹き出し

ガス吸収冷温水器

受変電設備

導入効果

主なエネルギー改修成果

照明と熱源システムに高効率の省エネ設備を導入。
課題解決に直結する提案によって、高レベルのエネルギー削減率を達成。

契約に基づくESCO事業の経費と利益配分(単位:千円/年)