エスカレーターの正しい乗り方
(ご利用いただく皆さまへ)
ここではエスカレーターを安全に快適にご利用いただくために、基本的な事柄から全般的にご紹介いたします。
危険
- 1
移動手すり・デッキボードの上に乗らないでください。
からだをはさまれたり、転落の原因となります。
- 2
移動手すりの外側にからだを乗り出したり、移動手すりに寄りかからないでください。
壁などで頭を打ったり、首をはさまれたり、転倒・転落の原因となります。
警告
- 1
車いす・ベビーカー・ショッビングカートなどを乗せないでください。
転落・故障の原因となります。
- 2
踏段の上を走ったり、歩かないでください。
通常の階段とは異なるので、転倒・転落の原因となります。
- 3
踏段を走って乗り降りしないでください。
転倒・転落の原因となります。
- 4
ガラス(またはパネル)に寄りかかって乗らないでください。
転倒や衣服をひっかける原因となります。
- 5
子供を乗降口やその周りなどで遊ばせないでください。
インレットに手を引き込まれたり、移動手すりと乗降板の間にはさまれたり、転落などの原因となります。
- 6
踏段・くし・スカートガードパネル・インレット(移動手すり入り込み口)に手を触れないでください。
手を引き込まれるなど、けがの原因となります。
- 7
デッキボードの上にあがったり、歩いたりしないでください。
転落の原因となります。
- 8
火災・地震のときは使用しないでください。
転倒・転落など、二次災害の原因となります。
- 9
進行方向と逆向きに乗らないでください。
転倒・転落・はさまれの原因となります。
- 10
移動手すりを引っ張ったり、スカートガードパネルなどをけとばさないでください。
安全装置がはたらいて非常停止したり、移動手すりと踏段の速度が合わなくなり、転倒・転落の原因となります。
- 11
黄色い線の内側に足を乗せてください。
黄色い線の上に足を乗せると、足を引き込まれる原因となります。
- 12
ロングスカートなど裾を引きずって乗らないでください。
裾がはさまり、転倒の原因となります。
- 13
移動手すりにつかまってください。
移動手すりにつかまらないと、転倒・転落の原因となります。
- 14
幼児を乗せるときは保護者が手をつないでください。
手をつながなかったり、幼児だけで乗ると、事故の原因となります。
- 15
乗り降りするときは、くしをまたいでください。
くしをまたがないと、転倒の原因となります。
- 16
踏段幅1000mmでは1段当たり2名まで(踏段幅600mmの場合では1名)の利用とし、前後の間隔をあけて乗ってください。
転倒や思わぬ事故の原因となります。
注意
- 1
大きな荷物をエスカレーターで運ばないでください。
荷物と共に転倒したり、転倒した荷物が他の利用者に当たるなどの、事故の原因となります。
- 2
荷物などを踏段・移動手すり・デッキボード・乗降板の上に置かないでください。
荷物などが転落しけがをしたり、他の利用者の進行を妨げ転倒の原因となります。
- 3
長尺物の荷物を運搬しないでください。
バランスを崩し転倒・転落の原因となります。また、荷物が天井とエスカレーターの間にはさまり、踏段の破損や他の利用者を巻き込んだ、事故の原因となります。
- 4
停止中に階段として利用しないでください。
通常の階段とは異なるので、転倒・転落の原因となります。
- 5
踏段に座らないでください。
けがの原因となります。
- 6
動物を乗せないでください。
事故の原因となります。
- 7
降り口では立ち止まらないでください。
他の利用者の進行を妨げ、転倒の原因となります。
- 8
踏段をかさの先など細いもので触れないでください。
溝にはさまり、事故・踏段の破損の原因となります。
- 9
乗りながら、タバコを吸わないでください。
火災の原因となります。
- 10
ぬれたくつで踏段に乗ったり、ぬれた手で移動手すりにつかまらないでください。
くつや手がすべり、転倒・転落の原因となります。
- 11
ゴムやビニール製などの柔らかい材質の履き物のつま先やかかとをスカートガードパネルやステップのすき間に押し付けないでください。
スカートガードパネルやステップの間に異物がはさまると事故の原因になります。
また安全装置が働き急停止し、転倒の原因となります。
- 12
ピンヒールがはさまれないよう注意してください。
ヒールの先が踏段の溝やくしにはさまり、転倒・転落の原因となります。
- 13
素足で乗らないでください。
素足がスカートガードパネルとステップの間や、くしにはさまり、けがの原因 となります。
表示の説明
表示 | 表示の意味 |
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"取扱いを誤った場合、使用者が死亡または重傷(※1)を負うことがあり、かつその切迫の度合いが高いこと"を示します。 |
![]() |
"取扱いを誤った場合、使用者が死亡または重傷(※1)を負うことが想定されること"を示します。 |
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"取扱いを誤った場合、使用者が傷害(※2)を負うことが想定されるか、または物的損害(※3)の発生が想定されること"を示します。 |
- ※1:
重傷とは、失明やけが、やけど(高温・低温)、感電、骨折、中毒などで、後遺症が残るもの、および治療に入院や長期の通院を要するものをさします。
- ※2:
傷害とは、治療に入院や長期の通院を要さない、けが・やけど・感電などをさします。
- ※3:
物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペットなどにかかわる拡大損害をさします。
図記号の説明
表示 | 表示の意味 |
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禁止(してはいけないこと)を示します。 |
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指示する行為の強制(必ずすること)を示します。 |
エレベーター
エスカレーター