エスカレーターを所有・管理する皆さまへ
ここでは、エスカレーターを所有・管理頂いてる皆さまへの重要な内容をご紹介しています。
記載事項をお守り頂き、安全&快適にご利用ください。
警告
- 1
日常点検をしてください。
日常点検をしないと異常が発見できず、事故・故障の原因となります。
- 2
定期検査と定期保守点検を受けてください。
受けないと、異常が発見できず、事故・故障の原因となります。定期検査と保守点検については、弊社にご相談ください。
[定期検査をするには国家資格(昇降機検査資格者)が必要です。]定期検査は年に1回受ける必要があります。
- 3
煙が出ている、異常音がするなどの、異常のときはすぐに停止させてください。
そのまま運転をつづけると火災・故障の原因となります。停止後は、保守サービス会社にご連絡ください。
- 4
大雨などで水がかかった時は、すぐに停止させてください。
そのまま運転をつづけると事故・故障の原因となります。停止後は、保守サービス会社にご連絡ください。[屋外型は除く]
- 5
修理・改造・分解しないでください。
感電・けが・故障の原因となります。故障のときは弊社にご連絡ください。
- 6
水などの液体をかけたり、ワックスなどを踏段・乗降板に塗らないでください。
踏段・乗降板の上がすべりやすくなり、転倒・転落の原因となります。また、内部に水が入ると、感電・故障の原因となります。
- 7
乗降板を外さないでください。
内部には制御盤、モーターなどがあり、感電・けがの原因となります。
- 8
ぬれた手でキースイッチを操作しないでください。
感電・故障の原因となります。
- 9
始動・停止させる前に、踏段の上に人や物などが乗っていないことを確認してください。
人や物などを乗せたまま、始動・停止させると、事故の原因となります。
- 10
清掃・手入れする前にエスカレーターを停止させてください。
停止させずに清掃・手入れすると、事故の原因となります。
- 11
イベントや催事などを開催する際に、乗降口付近に人だかりができるような展示物を配置しないでください。
利用者が人だかりに妨げられ、降りられなくて事故の原因となります。
- 12
イベントや催事などを開催する際に、エスカレーターを止めて観覧席代わりにしないでください。
過荷重により降下し、事故の原因となります。
- 13
エスカレーター付近で火気を使う作業をする場合は、作業責任者に対し、防火処理などの指導をしてください。
飛び散った火の粉がエスカレーター内に入り火災の原因となります。
- 14
エスカレーターを休止する場合は、一般の利用者が階段として使用しないように、進入防止処置を実施してください。
利用者がつまずき、転倒するおそれがあります。
- 15
注意喚起ステッカーを利用者の目に付くところに貼付け、注意を促してください。
注意喚起しないと事故、故障の原因となります。管理者は利用者にエスカレーターの利用方法について指導してください。
表示の説明
表示 | 表示の意味 |
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"取扱いを誤った場合、使用者が死亡または重傷(※1)を負うことがあり、かつその切迫の度合いが高いこと"を示します。 |
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"取扱いを誤った場合、使用者が死亡または重傷(※1)を負うことが想定されること"を示します。 |
|
"取扱いを誤った場合、使用者が傷害(※2)を負うことが想定されるか、または物的損害(※3)の発生が想定されること"を示します。 |
- ※1:
重傷とは、失明やけが、やけど(高温・低温)、感電、骨折、中毒などで、後遺症が残るもの、および治療に入院や長期の通院を要するものをさします。
- ※2:
傷害とは、治療に入院や長期の通院を要さない、けが・やけど・感電などをさします。
- ※3:
物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペットなどにかかわる拡大損害をさします。
図記号の説明
表示 | 表示の意味 |
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禁止(してはいけないこと)を示します。 |
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指示する行為の強制(必ずすること)を示します。 |
エレベーター
エスカレーター