東京都小平市立小中学校26件[LED照明]
ESCO事業 東京都小平市花小金井など
照度、照度分布、まぶしさなど、"学校照明"にふさわしい環境に配慮。
学習のための適切な視環境と、省エネルギーを高次元で両立。
地域力あふれる住みやすい街。
東京都多摩地域北部に位置し、学園都市、文化都市、生活都市として発展。都心へのアクセスに恵まれた都市の利便性と農地が残る郊外の静けさを備え、平坦で山や川や海がなく災害に強いまちとしても知られ、歴史・文化など固有の地域力が多くの若者世代の人気を集めています。また、一橋大学や津田塾大学、武蔵野美術大学など6つの大学があり、共催イベントや公開講座などを通して地域に密着した交流を進めています。
教育・文化・スポーツ
全26校で、17,426台の照明器具を大規模LED化。
最適な学習環境を構築しながら省エネリニューアル。
仕様
LED照明 |
17,426灯 |
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工事期間 |
2020年8月~2021年3月 |
背景
小平市では「小平市地域エネルギービジョン」を策定するなど、積極的に環境負荷低減への取り組みを強化し、平成22年には小中学校のCO2排出目標値などを記載した「第二次エコダイラ・オフィス計画」を策定していた。各校の照明設備が老朽化していく中でリースなども考慮したが、包括的サービスが受けられ、省エネやCO2排出節減などの削減値が明確なESCO事業を導入した。
課題
各小中学校で、特に冬に経年変化による照明器具自体の故障や不具合が発生して、メンテナンスが日常的な負担になっていた。
ご提案
省エネ提案
対象小中学校の体育館と年間点灯時間400時間未満の照明設備を対象外として、視認性がよく省エネや環境配慮に貢献するLED照明に更新。全校調査結果に基づく更新機器を的確に選定し、教育施設に最適な照明器具をご提案。
設備・運用提案
施工については、小平市内の実績ある業者を活用して地域活性化に貢献。東芝エレベータが全体提案し、ファイナンスはみずほ東芝リース、照明設備は東芝ライテックが担当する、東芝のグループ総合力を活かしたご提案。
実施内容
教育活動への影響を最小限に抑え、短工期で最適な照明設計と施工を実施。
LED照明化
JIS規格を遵守した照度、普通教室配置・器具変更による均斉度の向上(パイプ吊り器具を直付け器具に変更)などをはじめ、全校調査結果に基づく更新機器を選定してLED化による最適な学習環境を構築。実績ある市内業者を活用した最適な施工体制づくりによって、安全に徹した施工を実施。
古いパイプ吊り式を、高い位置から光を届ける直付け式に更新
教室
教室
図書室
階段
教室
校長室
学童室
渡り廊下
導入効果
主なエネルギー改修成果(見込み)
照明に高効率のLED器具を導入。
課題解決に直結する提案によって、高レベルのエネルギー削減率を達成。