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サンシティ[LED照明] 東京都板橋区中台3丁目

視環境、照明技法、照明効果などの観点から総合的に審査され、
2016年度に一般財団法人照明学会から権威ある「照明学会普及賞」を受賞!!

東京都内でも屈指の大規模集合住宅。A棟~N棟までの総戸数は1,872戸のスケールで、東京ドーム約3個分の敷地には公園、プール、テニスコート、スーパー、冒険広場、医療施設など充実した施設が揃っています。
また細分化された専門部会によって組織的な管理組合活動が行われ、周辺住民も訪れる夏秋開催のお祭りや25を超えるクラブ活動をはじめ、継続性のあるコミュニティ形成が確立されています。

  • マンション

LED化によって省エネ・省メンテナンスを実現しながら、憩いの場の夜間景観照明を美しくリニューアル。

仕様

敷地面積

約125,000m2/構造・規模:RC造・全15棟

総戸数

1,872戸(商業棟を除く)

工事期間

第1期/2015年11月9日~2015年12月13日
第2期/2016年11月1日~2016年12月3日

背景

約40年を経た現在でも、緑地環境の充実、良好な住民コミュニティなどによって、新築当時の価値を維持し続けているサンシティ。
その中で住民の方々のボランティア活動によって豊かな緑が保たれている、広大な「サンシティの森」を中心とした夜間景観照明のリニューアルが求められていた。
空間の奥行きや安らぎのある表情を大切に、地上面照度だけではなく、樹木などのライトアップを含めた全体の明るさ感を重視して、夜間における安全性・防犯性を考慮しながら、春の新緑や秋の紅葉など、四季折々に変化する森林の景観を美しく演出したいとのご要望があった。

課題

1

住民の皆さまからのご要望でもある、防犯照明としての暗がりの解消、特に高齢者・女性・子どもたちが安全かつ安心して生活できる街づくり。

2

経年変化による老朽化更新・灯具の部分交換、自立ポールの補修再塗装。

3

電気代軽減のための省エネ更新・水銀灯および白熱灯をLEDランプに交換。

4

夜間景観照明としての取り組み・機能性とデザイン性の両立。

以上のポイントをバランスよく達成して、サンシティ全体の夜間景観照明の見直しという視点での取り組みが望まれていた。

ご提案

省エネ提案

第1期は敷地中央部を施工し、第2期においては敷地境界線付近の外灯および庭園灯をLED化更新・増設。
全期を通じて、長寿命で省エネ・経済性に優れ、低紫外線で虫が寄りつきにくくなるとともに、効率的で安定した維持管理が図れる点を訴求。

設備・運用提案

設計事務所とともに東芝エレベータが提案し、照明設備は東芝ライテックが担当する東芝のグループ総合力によるご提案。

実施内容

LED照明化

中心となるサンシティの森では、照度設計はJISの共同住宅構内通路における推奨照度3ルクス(照度幅2~5ルクス)を踏まえ、地上面照度だけではなく樹木などのライトアップを含めた全体の明るさ感を重要視。広大な敷地の通路分岐位置にアイスポットを設定して、効率よく照射。演出と省エネ効果を両立させ、高所のランプ交換の手間を軽減するため長寿命光源のLEDを採用。

設置場所 器具 台数
メイン通路 LED街路灯 3
LED電球 20
サンシティの森・散策路 LEDガーデンライト 33
童の広場・竹林 LED小型丸形投光器 7
滝の広場 LED小型角形投光器 1

H棟より「サンシティの森」

高位置ポール照明のLED街路灯により路面と周辺空間をほどよい明るさでサポート

既存高位置照明を撤去して低位置照明を設置

LED小形投光器によって滝の流れる岩を照射

LED街路灯

LEDガーデンライト

LED小形投光器

導入効果