ウェストプラザ長野 長野県長野市
空調・熱源設備を一新し、ランニングコストを大幅に削減すると共に省エネを実現。常に快適な空間をテナントへ提供。
長野オリンピック前年の1997年に竣工した大型商業施設。企業のオフィスや飲食店、各種商業施設、郵便局などの多様なテナントが入居し、利用者も多いことから立体駐車場や地下駐車場も完備。そのため周囲のビルに比べて電力の消費量が膨大でした。
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ビル・商業施設
平成25年度「エネルギー使用合理化等事業者支援補助金」採択
仕様
規模 | 地上10階建 地下1階建 |
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総延床面積 | 11,304㎡ |
導入設備 | 空冷ヒートポンプ式熱源機「ユニバーサルスマートX」 |
課題
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施設内にテナントが多く、膨大なエネルギーコストがかかる。
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空調熱源設備の省エネ性能が低く、運転効率が悪い。
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無人の場所の照明や空調を停止させたい。
削減手法
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人的努力● 無人の場所の消灯 ● エネルギー使用状況の「見える化」 ● 無人の場所の空調停止
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機器の高効率化● 照明のLED化 ● ユニバーサルスマートXの導入
実施内容
空調設備
空調・熱源設備を「ユニバーサルスマートX」に更新。
狭いスペースに対応できるほか、一部だけ運転することもできるため、空調全体を止めずにメンテナンス可能。
空冷ヒートポンプ式熱源機「ユニバーサルスマートX」(東芝キヤリア株式会社)
屋上に設置された「ユニバーサルスマートX」の室外機
効果
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2013年エネルギー使用量約570kl、2006年比で32%削減。
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補助金対象設備の削減率は、78.8kl(削減率38.8%)。