改修
地震・停電に強いエレベーター

地震・停電に強いエレベーター

地震・停電の発生は、エレベーターにも多大な影響を及ぼします。

  • 地震による閉じ込め

    地震の揺れにより安全装置が作動してエレベーターが途中で停止。閉じ込められる危険性があり、フィールドエンジニアによる救出を待たなければなりません。

    地震による閉じ込め
  • 設備の損傷

    地震の揺れにより建物やエレベーター設備に損傷が生じている場合があります。運転を続けると危険なためエレベーターは直ちに停止し、閉じ込められる可能性があります。

    設備の損傷
  • 停電による閉じ込め

    エレベーターが運転中に設備障害で停電が発生した場合、対策が施されていないエレベーターはその場で停止し、閉じ込められる危険性があります。

    停電による閉じ込め
  • 地震後の損傷確認

    ご利用者が避難したあと一定以上の大きな揺れが発生した場合、エレベーターは運転を停止します。その際、フィールドエンジニアによるエレベーターの損傷確認および運転を再開させるには時間を要することがあります。

    地震後の損傷確認
  • 機能紹介
  • 耐震対策
  • 緊急時のエレベーター 復旧体制

さまざまな地震・停電の規模・種類に対応し、4つの機能でお客さまの安全を最優先に考えます。

大きな揺れの前に気づいてくれるの?
地震時管制運転装置(P波感知器付)

地震発生! 直ちに避難!動画による説明

P波(初期微動)を感知した時点でエレベーターのかご操作盤に「地震」と表示し、最寄階に停止してドアを開き、乗客を降ろします。本震が小さい場合には一定時間経過後、運転を再開します。
大きな揺れが発生する前にエレベーターを停止することで閉じ込めなどのリスクを抑えることができます。

地震時管制運転装置(P波感知器付)

いきなり大きな揺れ(本震)がきても安心
地震時管制運転装置(S波感知器付)

S波(本震)を感知し、 エレベーターが緊急停止!動画による説明

S波(本震)を感知した場合、一定以上の揺れを感知すると最寄階に停止し、運転を休止します。運転再開はフィールドエンジニアによる確認後となります。

安全装置が作動して停止しても大丈夫
リスタート機能

地震時管制運転装置(S波感知器付)

※「リスタート機能」は機種によっては設置できない場合があります。
※「S波感知器」は機種によっては上部に設置できない場合があります。

フィールドエンジニアの到着を待たずに仮復旧
自動復旧運転

フィールドエンジニアの到着まで エレベーターが使用できない!動画による説明

地震時管制運転によって運転休止状態になった場合、メンテナンス契約の遠隔監視保守機能を利用して自動診断運転を行い、地震による運転休止を約30分で仮復旧運転します。
この機能は、フィールドエンジニアが到着するまでの仮復旧が目的のため、通常運転を行うにはフィールドエンジニアによる点検が必要です。

自動復旧運転

※エレベーターに損傷のおそれのある強い揺れ(高Gal)を感知した場合は2次災害を防ぐため自動復旧運転機能は作動しません。
※98耐震対策以上実施が必要となります。

急に停電になっても速やかに対応
停電時自動着床装置(トスランダー)

停電発生! エレベーターが稼動停止!動画による説明

エレベーターが通常稼働中に停電が発生した場合、トスランダーを設置すれば電源は直ちに専用バッテリーに切り替わり、最寄階に着床させ、閉じ込めを未然に防止します。

停電時自動着床装置(トスランダー)

このページのトップへ

耐震性を高めていざという時のために備えを万全にすることが大切です。

大規模地震では次のような被害が発生しています

地震によるエレベーター関連の被害統計では次の4点の被害が比較的多く報告されています。

つり合いおもりの脱レール/ガイドシューの破損・ゆるみ/レールブラケットの破損/損傷/主索・調速機ロープの損傷

大規模地震での被害

耐震対策・長周期地震対策項目

耐震対策とは、地震時管制運転装置や脱レール防止対策、各部の補強対策、ロープ外れ防止などです。また、通常の地震と異
なるゆっくりした周期で揺れる地震を長周期地震と呼び、建物との共振によるロープ類の揺れに対して耐震強化を行います。

地震時管制運転装置の設置 地震感知器との連動によりエレベーターを最寄階に停止させて、乗客を避難させます。
ガイドシュー、ガイドローラーなどの
脱レール防止対策
地震によりかご室およびつり合いおもりが脱レールし、衝突することを防止させます。
機械室機器移動転倒防止対策 巻上機、電動機および制御盤などの移動または、転倒を防止します。
昇降路内の突出物に対する保護措置 主策、つり合いロープ、移動ケーブルなどが地震により震動し、昇降路内の突出物に引っ掛かりエレベーターの運行に支障が生じないようにします。
ガイドレール、レールブラケット
中間ビームなどの補強対策

地震によるガイドレール、レールブラケット、中間ビームなどの変形を防止します。
主索の滑車からの外れ防止 地震の際に主索が滑車、そらせ車、つり車、張り車などから外れるのを防止します。
対策および措置 昇降路全高
60m超え60m以下 60m超え120m以下 120m超え
かご側レールブラケット

縦保護線

つり合いおもり側レールブラケット 縦保護線
移動ケーブル側ホールシル 縦保護線 -
のりばシル(両側)
ヘッダーケース(両側)
縦保護線
横プロテクター
- -
のりばドア係合装置 プロテクター -
調速機ロープガイド ロープガイド
横プロテクター
終端階強制減速スイッチカム 横プロテクター -
インダクタプレート取付腕 横プロテクター -
移動ケーブル保護金網 金網
移動ケーブル中間振止め 中間振止め
調速機側立柱つなぎブラケット 横プロテクター
つり合いおもり側つなぎブラケット 横プロテクター
立柱つなぎブラケット 横プロテクター -
移動ケーブル保護金網取付ブラケット 横プロテクター -
タイブラケット・かご・つり合いおもり引っ掛かり防止対策 プロテクター - -

○標準対応 △有償付加対応 -対応せず

耐震対策事例

➊ 巻上機
1 巻上機
耐震対策事例
➋ 制御盤その他盤関係
2 制御盤その他盤関係
➌ 長周期地震時の引っ掛かり防止対策 (横プロテクター)
3 長周期地震時の引っ掛かり防止対策 (横プロテクター)
➍ かご室・昇降路内の突出物に対する 保護装置
4 かご室・昇降路内の突出物に対する 保護装置
➎ 長周期地震時の引っ掛かり防止対策 (インダクタプレート取付腕)
5 長周期地震時の引っ掛かり防止対策 (インダクタプレート取付腕)
➏ つり合いおもり
6 つり合いおもり
   

このページのトップへ

東芝エレベータの緊急対応

東芝エレベータの緊急対応

地震などの大規模災害が発生した場合の復旧体制

大規模災害対策室規定に基づき災害対策本部設置

◆被害地域・規模の詳細を把握し出動指示。
◆復旧状況をリアルタイムモニターを通じて対策本部で把握。
◆復旧対策人員を確保し、適宜配置。

大規模災害対策室規定に基づき災害対策本部設置
お客さまリストによる巡回点検

大規模災害発生直後は、通信手段の利用が制限され、情報交換が難しくなる場合があるのでお客さまリストによる巡回点検を行います。

独自ツールによる管理

◆対策本部では、現地の復旧状況を専用回線で把握し、全国規模で的確な人員を配置します。
◆通信回線復旧後、サービス情報センターからの情報を元に効率的に巡回、復旧作業を行い、データベースへ登録。

独自ツールによる管理
工場直結。メーカーならではの部品供給体制

◆在庫のある部品は、パーツセンターから24時間体制で搬送。
◆在庫のない部品は、工場へすぐに連絡し、即製作、直接搬送。

このページのトップへ

お問い合わせ
  • 電話・FAXでのお問い合わせ
  • メールでのお問い合わせ
  • よくあるご質問