|
|
 |
| |
 |
| |
交通機関同士の接続は、その利便性に相乗効果をもたらす。
特に、種類の異なる交通機関の場合は、その接続性が重視される。
|
| |
|
| |
昔からある空港は、その多くが都市の中心部から離れたところにつくられ、空港との行き来にはシャトルバスやタクシーでというのがこれまでの常識だった。しかし、いまやその常識は覆され、これから空港をつくろうという場合には、鉄道とうまくリンクさせようという動きが盛んになってきている。
その先駆となったのが、ドイツのデュッセルドルフ国際空港だ。デュッセルドルフの場合、新しくこの地にできたというわけではないが、1996年に一度火災に遭って再建された。その際、役所ではなく民間が主導的役割を演じたことで、ユーザーの利益が最優先に考えられ、利便性の極めてよい空港へと生まれ変わったというわけだ。デュッセルドルフには日本企業も多数進出しているので、この空港に降り立ったことのある人も多いに違いない。斬新な空港のデザインもさることながら、空港とドイツの新幹線ICE(インターシティ・エクスプレス)などが乗り入れているデュッセルドルフ中央駅とをドイツ鉄道が十数分でつないでいる。また、この中央駅へは空港内を走っているスカイトレインと呼ばれるモノレールで行くことも可能だ。
日本でもすでにこのコラム(本誌Vol.15「観光立国・日本の鍵は地方空港にあり」)でも触れたように富士山静岡空港の場合など、いまのところまだ駅はないものの新幹線の停車を見越して、新幹線トンネルの真上に空港を建設している。アメリカでも都市型の空港でない限り、鉄道とのリンクなど考えられもしなかったが近年、地方の場合でもそうした動きが出てきている。どうやらこれまでそりの合わなかった空港と鉄道の上手なリンクは、世界の常識となりつつあるようだ。(談) |
|
 |
 |
|