FUTURE DESIGN and NAVI
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二連結バスやITS(高度道路交通システム)を活用した運行システムなど、
バスの欠点であった輸送量や定時性を改善するために新しい試みが進んでいる。
 

■ 写真提供:神奈川中央交通株式会社
 
 PTPSという言葉をご存知だろうか。これは、Public Transportation Priority Systemsの略で、日本語に直すと公共車両優先システムとなる。バスが信号のところに来るたびに停車を余儀なくされ、いらいらした経験を持った人も多いはずだ。
 ところが、このPTPSを使うことで、バスは目的地まで、信号機の前で停止することなく(もしくは最小限の停止だけで)スイスイと進んでいくことができる。なぜそういうことが可能かというと、バスの路線の交差点に光ビーコン(光学式車両感知器)が設置されていて、バスに搭載されている車載機から送られる情報をキャッチして、信号機を調整しているのだ。
 最近は、このPTPSが日本各地で使われるケースが増えてきた。そのほとんどは地域の交通局・警察主導によるものだが、慶應大学・湘南藤沢キャンパス行きバスのユニークな例もある。湘南台から出ているこのバスは、大学までに信号機が多く、時間がかかっていた。それに業を煮やした慶應の先生たちが知恵をしぼって、PTPSを開発、実験と称してこのシステムを導入し、大学までの通学時間を大幅に短縮させることに成功したのだ。通常PTPSを導入するとなると、大幅な設備投資が必要となるが、大学側が独自にやってくれたので公安委員会も大歓迎というわけだ。
 ともあれ、道路交通法の改正で駐車違反に対する取り締まりが一層厳しくなった昨今、改めて使いやすくなったバスの使用を見直してみるのもいいかもしれない。(談)
 

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