

2008/9/24 リリース
エレベーターはマンションで暮らす全員が利用する大切な
乗り物です。
そのエレベーターをリニューアルする時、どんな事に気をつければ良いのでしょうか・・・。
連載第二回の今回は、エレベーターリニューアルにおける『地震対策』を特集しました。
いま最も関心の高いこのテーマを、マンション管理組合に理事デビューしたばかりのヨシコさんが、昇降機業界の大ベテラン・やっさんに徹底コーチを受けました。
やっさん
昇降機業界・某社に勤務する大ベテランかつ御意見番。特にリニューアル分野に関しては業界の 生き字引きを自他ともに認める。でも、ちょっと涙もろい一面も。
ヨシコさん
マンション管理組合に理事デビューした3△才。ギモンは徹底解明したい知性派。
でも、ちょっとあわて者の一面も。
エレベーターリニューアルで地震対策はできるのですか?
前回でエレベーターリニューアルが少しわかってきた気がするのですが・・・。今回は地震対策についてうかがいます。まず、ズバリ、エレベーターリニューアルで地震対策は可能なんですか?
エレベーターリニューアルの地震対策で
安全性は確実に向上します。
ヨシコさん、なかなか質問がスルドクなってきましたね。正解は、もちろん可能!です。
エレベーターリニューアルはさまざまなメリットがありますが・・・そのひとつが地震対策なんです。これは非常に重要なポイントなので、必ずおぼえておいてくださいね。
阪神・淡路大震災、千葉県北西部地震等の近年の大震災の教訓をもとに、エレベーターの地震対策は進化し続けています。また、これらと連動して、法律分野の耐震規定も更新が予定されているため、最新の耐震規定に合致したエレベーターにする・・・というのも重要なポイントです。
どんな風に地震に強くするのですか?
地震に強いエレベーターというのが、いまひとつ具体的に分からないんです・・・
ポイントは、ふたつ。地震を素早くキャッチすること。そして耐震性能を向上させることです。
たとえば地震の時、机の下にもぐったりするじゃないですか?その時のポイントは少しでも早く地震に気づくこと。エレベーターも同じことなんです。
一瞬でも早く地震を察知し、安全に最寄階に停止し、避難できるようにする。地震の前のかすかな振動、専門用語でP波と言うんですが、これを最新式エレベーター※は、感知するんですよ!!これがポイントの一番目です。一言で言うと、危険を察知し回避する「するどい頭脳」にステップアップするというイメージですね。さらに最新式エレベーターには、停止した後に自動的に診断して復旧運転を開始したり等、さまざまな機能もあるんです。この自動復旧運転は今までなかった機能です。
一瞬でも早く地震を察知、一秒でも早く復旧!です。
※オプションにて追加が必要の場合があります。
最新テクノロジーはスゴイですね!
最新技術は、そういう風に使われているのですね!
なるほど! 二つ目のポイントを教えてください。
地震に対して弱い部分を強化する!
それが耐震対策です。
例えば、機械室や昇降路などエレベーターの骨格と言える部分の強度を上げる工事をするのが耐震対策です。さきほどは頭脳にたとえましたが、こちらはエレベーターを地震に負けない「強い体」に改造するということです。
■これだけはおぼえておこう! エレベーター 地震豆知識
- 地震発生時の避難にはエレベーターは絶対に利用しないでください。
- 地震発生時、もし自動的に最寄階に停止する安全機能がついていなかったら全ての行先階ボタンを押し最初に停止した階で降りてください。
- エレベーターに万一閉じ込められた場合、無理に脱出をしようとすると大変危険です。エレベーターのインターホンで、状況を正確に通報し、救助をお待ちください。


