

エレベーターの高速化は必然的に、振動や騒音の増加を伴います。
快適な移動空間実現のうえで妨げとなるこれらをどのように解決するか。かご室の形状の検討や気圧制御システムなど、様々な新技術が「立案」「解析」「シミュレーション」「検証」のステップを経て開発されました。
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地上1階と89階/高低差382.2mの気圧差は約48hPa。高速走行時の急激な気圧変化は「耳づまり」等の不快な現象を起こす場合があります。気密性の保持とともに、今回開発された最新の気圧制御システムでは給気と排気の二つのブロアにより、かご室内の気圧の変化率が一定に上昇するように制御することが可能となりました。
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高速走行や2台のエレベーターがすれちがう際に生じる振動を、かご室のセンサが感知し、おもりをかご室の揺れと反対方向に移動させることで、振動を吸収する制振装置を開発/搭載しました。


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狭い昇降路内をかご室が高速で走行することから生じる「風切り音」。この「風切り音」低減のために、昇降路内の空気とカプセル表面の圧力を解析し最適形状を考察、流線型のかご室を採用。また構造上どうしても密閉度が低いかご室ドア側は、カプセルにスポイラ(羽状の構造)をとりつけ空気の流れを横と背面に逃がすようにして整流化を実現しています。
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エレベーターの安定走行を支えるローラーガイドの構造を、振動を吸収するように改良しました。

